無洗米が美味しくない? 無洗米を使うメリットと正しい炊き方を紹介!

栄養士の堀口泰子です。

無洗米は、お米をとぎ洗いしなくてもそのまま炊けるお米ですが、あまり使ったことがない、もしくは美味しくないのではと躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、無洗米を使うメリットと美味しい炊き方についてご紹介します。


無洗米の特徴とメリット


精白米は、精米時に取り除けない肌ヌカと呼ばれるものが残っています。炊飯前に米とぎをして、これを洗い流して炊くことで美味しく炊くことができます。

もし、米とぎが不十分で肌ヌカが残ったままお米を炊いてしまうと、お米はパサついて味も悪くなります。

一方、無洗米は肌ヌカをほぼ完全に除去しているので、お米の味を悪くする原因をあらかじめ取り除いているため、米とぎの必要がないのです。

無洗米はとぐ手間が省けるので、忙しい方やアウトドアで使う時、さらに節水にも向いているといえるのではないでしょうか。

また、玄米の無洗米もあります。

ぬか層の表面に細かな傷をつけて、吸水しやすく加工した米とぎと長時間の浸漬が必要ない玄米です。

栄養面でも、ぬか層や胚芽が残っているので、食物繊維やビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれ、高い栄養分を残すことができているのが大きな特徴です。

無洗米を美味しく炊くポイント3つ



無洗米が美味しくないと思っている方は、炊く際にこちらのポイントを取り入れてみてください。

1.洗う場合はサッと


無洗米をとぎ洗いしてしまうとお米の旨みまで洗い流してしまい、美味しくないと感じることがあります。また、吸水が進みすぎてべちゃっとした炊き上がりになることがあります。

もし、そのまま炊飯することに抵抗がある場合は、さっと水を通す程度にとどめましょう。

2.水加減は少し多め


計量カップで計量すると、無洗米は肌ヌカがない分、精白米よりも正味量が少し多く計量されます。そのため、精白米よりも多めの水加減にします。ご使用の炊飯器に無洗米モードがある場合は、無洗米用の水加減の目盛りを使うとよいでしょう。

無洗米モードがない場合の水加減は、精白米よりも1合につき大さじ1〜2程度増やします。精白米はお米の1.2倍の水量に対して、無洗米はお米の1.4倍ほどです。炊き上がりからお好みの水加減を見つけてみてくださいね。

3.浸漬してから炊飯する


無洗米は水を通さないでお米を直接炊飯釜に入れるため、米とぎを済ませたお米よりも水がお米に触れてから吸水が始まるまでに少し時間を要します。

そのため、浸漬時間はきちんと取ることをおすすめします。夏は30分以上、冬は1〜2時間程度は浸漬してから炊飯するとよいでしょう。


いかがでしたか。無洗米は特徴を理解しておけば手間なく美味しいごはんが炊けるだけでなく、節水もできます。忙しい毎日のごはん生活にお役立てくださいね。

堀口泰子
栄養士。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。健康食育事業やアスリートサポートに従事。健康的で美味しく食べる食事術を伝える。講演、栄養指導、コラム執筆、レシピ、商品開発、料理講師など幅広く活動。離乳食から介護予防まで様々な食育活動のなかで、健康に役立つお米の食べ方を紹介。スポーツの現場ではジュニア育成と競技力向上ための心と体の成長に注力している。
HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/


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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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