AI×IoTサービス「ハタムスビあそぼ」がスタート 畑マッチング「ハタムスビ」をより身近に

株式会社マイファームが展開する畑と人を結ぶマッチングサービス「ハタムスビ」は、株式会社Rootの開発した「スマート体験農園システム」との連携を開始した。

AI×IoTを活用することで、自宅からでも気軽に畑とつながれる新サービス「ハタムスビあそぼ」の提供を始める。

空き地を活用し農を身近に

マイファームが提供するマッチングサービス「ハタムスビ」は、未活用の畑や空き地を活用したい人と、手軽に家庭菜園を始めたい人をつなげるプラットフォームだ。2019年にリリースされ、関東を中心にそのマッチングの数を増やし、生活の中への農の接点を新しい形で作っている。

同サービスの特徴のひとつにあるのが「ハタムスビBOX」。マッチングしてできた野菜づくりができる各区画にひとつずつ設置されており、簡易なツールボックスとして活用されるだけでなく、AIやIoTテクノロジー機能が詰め込まれている。

AIやIoTを駆使して自宅から畑を楽しむ



今回Rootが開発した「スマート体験農園システム」との連携により、「ハタムスビあそぼ」のサービスを開始。ハタムスビ利用者が野菜づくりを楽しんで自宅に帰った後でもWEBを通じて畑を楽しめるという。VRやドローンによる畑の映像や、気象データによる予測シミュレーター、Twitterで「ハタムスビくん」とのAIチャット、BOXの畑チェックイン機能と連携したランキングなど、新たな畑の楽しみ方を提案する。

マイファームは、コロナウイルス終息後を見据えて、畑を耕すという健康な暮らしと自宅でも楽しめる実益と趣味を兼ねたライフスタイルを提供する。目標として、2022年にハタムスビ2000区画の運営、スマート体験農園システム「ハタムスビあそぼ」を含むSNSなどの登録会員数1万名を目指すとしている。


株式会社マイファーム
https://myfarm.co.jp/

株式会社Root
https://root-farm.com/
ハタムスビ
https://hatamusubi.com
ハタムスビあそぼ
https://hatamusubi-asobo.com
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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