スマート農業の基本を網羅した書籍「図解でよくわかる スマート農業のきほん」が発売

株式会社誠文堂新光社は、ドローンを用いた農薬散布やICTを活用した生産管理などスマート農業の基本を網羅した書籍「図解でよくわかる スマート農業のきほん(著者:野口 伸 氏)」を2020年10月24日(土)に出版する。

同書の著者である野口 伸 氏(のぐちのぼる)は、農学博士の博士号を持つ北海道大学大学院農学研究院の教授。
現在は、中国農業大学や華南農業大学、 西北農林科技大学の客員教授も務め、農作業の自動化や農業のリモートセンシングIT農業を専門に教鞭を執る。


スマート農業の基本的知識や応用的技術を図解とイラストで解説


スマート農業に関する技術は、農業界全体が注目する分野と言われているが、最近では大手企業などを中心に農業分野以外からの参入を検討する企業も少なくないという。しかし栽培施設内のデータ収集や衛星を活用した圃場管理などスマート農業に関する技術は幅広く、 一般では全体を摑みきれないのが実情である。

同書はスマート農業に関する基本的知識や応用的技術等を図解やイラストを用いて解説しているため、農業分野以外の読者でも理解しやすい構成となっている。





「図解でよくわかる スマート農業のきほん」インデックス


  • はじめに
  • 第1章 日本農業の課題
  • 第2章 スマート農業研究と実用化の現状
  • 第3章 農業データ連携基盤(WAGRI
  • 第4章 スマート農業の実証
  • 第5章 今後のスマート農業の展開
  • 巻末 最新トピックス
  • さくいん

書籍情報


「図解でよくわかる スマート農業のきほん」
著者:野口 伸
仕様:A5判/160ページ
定価:1800円+税
出版:2020年10月24日(土)


株式会社誠文堂新光社
https://www.seibundo-shinkosha.net/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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