イチゴ完全自動栽培ロボットの研究開発施設「HarvestX Lab」が東京大学内に開設
植物工場向けロボットの開発を手がけるHarvestX株式会社は、イチゴ栽培に必要な受粉や収穫作業を自動で実行するロボットシステム専用の研究施設「HarvestX Lab」を、東京大学本郷キャンパス内に設立した。
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高度な環境制御と生育予測を可能にする植物工場は、農業人口の減少や食糧問題など、世界が直面するさまざま農業課題に対応できると注目されている一方で、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存するイチゴの栽培では、ストレスによる受粉の不安定さ、飼育管理の高コスト化、死骸の腐敗による衛生状態の悪化等の課題が残されている。
同社は、植物工場と同等の栽培設備を備える「HarvestX Lab」を使用して、既に実証が完了している受粉・収穫作業の他に、ロボットシステムの検証・評価項目の追加をすることで試験サイクルを加速。システムの早期の製品化を目指す。2021年夏頃には、植物工場に特化した機能拡充に向けて新たな農業ロボットを発表予定だ。
HarvestX株式会社
https://harvestx.jp
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一年を通して試験が可能な研究開発施設
高度な環境制御と生育予測を可能にする植物工場は、農業人口の減少や食糧問題など、世界が直面するさまざま農業課題に対応できると注目されている一方で、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存するイチゴの栽培では、ストレスによる受粉の不安定さ、飼育管理の高コスト化、死骸の腐敗による衛生状態の悪化等の課題が残されている。
同社は、植物工場と同等の栽培設備を備える「HarvestX Lab」を使用して、既に実証が完了している受粉・収穫作業の他に、ロボットシステムの検証・評価項目の追加をすることで試験サイクルを加速。システムの早期の製品化を目指す。2021年夏頃には、植物工場に特化した機能拡充に向けて新たな農業ロボットを発表予定だ。
HarvestX株式会社
https://harvestx.jp
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