山梨県で最先端技術の実証実験サポート事業がスタート 最大750万円を補助

山梨県は、最先端の技術やサービスを活用した実証実験を支援する「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」の募集を開始した。

対象は、山梨県をフィールドに実証実験を希望する企業で、採択を受けた企業は市町村職員らによるサポートや専門家によるアドバイスに加え、最大750万円の補助が受けられる。第1回事業提案書(概要版)の提出締切は2021年7月16日(金)の正午まで。


農業分野ではスマート農業の連携支援も


「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」は、近い将来、品川~名古屋間のリニア中央新幹線が開業し、山梨県に中間駅が設置されることを機に掲げた「最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨」をビジョンに実施する補助事業だ。

農業分野では、スマート農業に高い関心を持つ農業者や実証実験の実施に必要な圃場の紹介等の支援を行っていく予定とのこと。

支援の具体的内容と今後のスケジュールは以下の通り。

支援の内容


・自治体職員による伴走支援

実証実験の実施に必要な地域との調整や実証フィールドの斡旋を自治体職員が支援。
・実証実験に必要な経費支援
最大750万円(補助率4分の3)を補助。
・専門家によるアドバイス
事業化に向けたメンタリングや事業成長につながる情報提供等の専門的なアドバイスを実施。
・地元企業とのネットワーク
地元企業の協力が必要な実証実験を対象にそのマッチングを支援。
・関係団体との協力
商工会など関係団体の協力が必要な実証実験を対象にその折衝を支援。
・実証実験プロジェクトのPR支援
実証実験の実施に必要なモニター募集等のためのPRを支援。

今後のスケジュール

・2021年7月16日 正午:第1回事業提案書(概要版)提出締切※
・2021年7月29日 正午:申請書類最終締切
・2021年8月下旬:書類審査結果通知
・2021年9月6日:プレゼン審査会
・2021年9月下旬~2月下旬:実証実験実施
・2022年3月上旬成果報告会
※第1回締切までに応募した者には、事業提案書の作成に向けた具体的ポイントを解説して、提案内容に関するフィードバックが実施される。


「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」募集専用ページ https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support.html
山梨県公式ホームページ
https://www.pref.yamanashi.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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