サグリ、タイでの衛星+AIによる「アジアDX促進事業」の実証成果を公開
衛星データとAIを組み合わせた技術で、農業課題の解決を目指すサグリ株式会社は、「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」の一環で実施した「衛星データを活用したタイ王国向けコメ農地情報のデジタル基盤構築に係る実証事業」の成果を公開した。
タイ王国では、農業政策を担当する農業協同組合省(MOAC)主導の下、農地情報の管理が行われている。しかし、同省が保有する農地情報プラットフォーム「AgriMap」では、流線形の形をした細かい圃場が多い同国の農地を完全に把握することは難しく、アナログで管理せざるを得ない状況にあったという。
今回の事業では、同国最大の水田地帯であるスパンブリー県を対象に、同社が保有する衛星データとAIポリゴンを使用して農地の自動区画化を行った結果、正確な農地情報を得ることに成功した。
同社は、令和元年に農林水産省が開催した「デジタル地図を活用した農地情報の管理に関する検討会」の委員を通じ得た知見を活用して、日本の農業DX技術基盤の海外展開を進めてきた。
今後は、タイ王国全土での活用を目標に、AI画像認識による農地区画形成の自動化を実現して、タイ農業のDX化を推進したい考えだ。
サグリ株式会社
https://sagri.tokyo/
衛星データとAIポリゴンを使用して農地を区画化
タイ王国では、農業政策を担当する農業協同組合省(MOAC)主導の下、農地情報の管理が行われている。しかし、同省が保有する農地情報プラットフォーム「AgriMap」では、流線形の形をした細かい圃場が多い同国の農地を完全に把握することは難しく、アナログで管理せざるを得ない状況にあったという。
今回の事業では、同国最大の水田地帯であるスパンブリー県を対象に、同社が保有する衛星データとAIポリゴンを使用して農地の自動区画化を行った結果、正確な農地情報を得ることに成功した。
タイ農業のDX化を推進
同社は、令和元年に農林水産省が開催した「デジタル地図を活用した農地情報の管理に関する検討会」の委員を通じ得た知見を活用して、日本の農業DX技術基盤の海外展開を進めてきた。
今後は、タイ王国全土での活用を目標に、AI画像認識による農地区画形成の自動化を実現して、タイ農業のDX化を推進したい考えだ。
サグリ株式会社
https://sagri.tokyo/
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