Jリーグクラブ「水戸ホーリーホック」が野菜の定期便サービスを開始

茨城県水戸市が本部地のJリーグチーム水戸ホーリーホックは、農事業ブランド「GRASS ROOTS FARM」で、野菜宅配のサブスクリプションサービス「GRASS ROOTS FARM BOX」を開始した。販売価格は月額3480円(税込)


「GRASS ROOTS FARM」は、水戸ホーリーホックが2021年9月にスタートした新事業。
「productsを作る」、「productsを支援する」、「JAと共に地域を発展させる」の3つの考え方の基、農業の良さを広める活動を行っている。

水戸ホーリーホックの選手達

「GRASS ROOTS FARM」始動時の記者会見の様子

「GRASS ROOTS FARM」の圃場。昨年は約1000平方メートルの畑を使用してニンニクの栽培に挑戦した。

産地直送の野菜を毎月1回お届け


今回開始する野菜宅配のサブスクリプションサービス「GRASS ROOTS FARM BOX」の特長は以下の通り。

  1. 関東平野の肥沃な大地で育った産地直送のフレッシュな野菜を毎月1回お届け。
  2. 水戸ホーリーホックの選手達の昼食にも同じ内容の野菜を使用したメニューを提供。
  3. 毎月違う選手のポストカードが野菜と一緒に届く。※初回購入時にポストカード用のアルバムを特典として送付。

「GRASS ROOTS FARM BOX」のイメージ

水戸ホーリーホックは、「GRASS ROOTS FARM BOX」の提供を通じ、地域の生産者と消費者をつなぐ架け橋になりたい考えだ。


水戸ホーリーホック
https://www.mito-hollyhock.net/
「GRASS ROOTS FARM BOX」特設ページ
https://grassroots-farm.net/shopping/lp.php?p=box
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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