農研機構、食と農に関する最新バイオ研究のセミナーを10月14日に開催

農研機構は、食品・植物・動物を対象にした最新のバイオ研究を紹介する「農業と食品産業の未来を切り拓く農研機構の先端バイオ研究」を2022年10月14日(金)に開催する。参加は無料。



「害虫飛翔経路予測」など最新の話題を紹介


「農業と食品産業の未来を切り拓く農研機構の先端バイオ研究」は、展示・セミナー・パートナリングで構成されるアジア最大級のイベント「BioJapan/再生医療Japan/healthTECH JAPAN」のスポンサー参加枠を得て開催するセミナー。

当日は、「食品バイオテクノロジー」、「3Dフードプリンター」、「害虫飛翔経路予測」、「作物根系の見える化」、「牛のゲップ」、「医療用モデルブタ」、「家畜用ワクチン」、「ゲノム編集」の8つをテーマにした講演が予定されている。

内容は以下の通りだ。

1)10:00~10:07|開会※農研機構の紹介(農研機構本部 安河内祐二氏)
2)10:07~11:54|講演(発表9分・質疑3分)
・食品バイオテクノロジー、発酵食品・微生物・糖(農研機構 食品研究部門 木村 啓太郎氏)
フードロス削減とQoL向上を同時に実現する、おいしくて健康に良い未来の食を目指して(農研機構 食品研究部門 小堀 真珠子氏)
・3次元空間を飛行する害虫の検知・追尾・狙撃技術の開発(農研機構 農業情報センター 杉浦 綾氏)
・X線CTをキーテクノロジーとする作物根系の見える化技術(農研機構 作物研究部門 宇賀 優作氏)
・牛のげっぷのメタンを減らせるか?牛の胃から新種の細菌を発見(農研機構 畜産研究部門 三森 眞琴氏)
・医療研究用モデルブタ(農研機構 生物機能利用研究部門 淵本 大一郎氏)
・家畜用ワクチン開発の基盤技術(農研機構 動物衛生研究部門 川嶌 健司氏)
・植物体への直接ゲノム編集(iPB法)(農研機構 生物機能利用研究部門 今井 亮三氏)
3)11:54 ~ 12:00| 閉会挨拶(農研機構 研究推進Ⅲ担当理事 門脇 光一氏)

開催概要


農業と食品産業の未来を切り拓く農研機構の先端バイオ研究
日時:2022年10月14日(金)10:00~12:00
場所:パシフィコ横浜 アネックスホール
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
料金:無料
定員:120人程度(先着順)
申込:
来場登録(https://jcd-expo.jp/ja/)
聴講登録(https://jcd-expo.jp/ja/seminar-presentation.html)


「BioJapan/再生医療Japan/healthTECH JAPAN」
https://jcd-expo.jp/ja/
農研機構
https://www.naro.go.jp/
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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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