農水省の「女性の労働環境整備・活躍強化事業」を活用する農業法人の募集が開始

株式会社マイファームは、農林水産省が実施する令和5年度補正事業「働きやすい環境づくり緊急対策のうち女性の労働環境整備・活躍強化事業」の実施事業者として採択を受け、事業の活用を希望する農業法人、女性農業者グループ等の公募を2024年3月1日(金)より開始した。募集〆切は2024年3月29日(金)正午まで。


女性農業者の定着と、農業人口増加を目指す


マイファームは、耕作放棄地の再生と収益化事業を軸に、体験農園事業や農業教育事業などを展開している企業。

農林水産省の「働きやすい環境づくり緊急対策」とは、就労条件改善や他産地・他産業との連携等により、女性や外国人材を含めた労働者が働きやすい環境を整備し、農業における労働力の確保・定着を図るというもの。そのうち、女性の労働環境整備・活躍強化事業では、以下(1)と(2)のいずれか、または両方の取り組みに対して支援を行う。

(1) 女性が働きやすい環境整備への支援 上限300万円(定額)
託児スペース、男女別トイレ、更衣室、休憩室、高さが調節できる作業台、アシストスーツの確保等、女性が働きやすい環境の整備に最大300万円の補助を行う。

(2) 女性農業者グループの活動支援 上限50万円又は100万円(いずれも定額)
女性グループ活動の発展に向けた新たな取組に対し、地域内で活動する場合は最大50万円、都道府県を越えて連携・活動する場合は最大100万円の補助を行う。


株式会社マイファーム
https://myfarm.co.jp/

令和5年度女性の労働環境整備・活躍強化事業
https://myfarm.co.jp/women/kankyou/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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