HOSAC、自動操舵システム「AG502」の取付・操作説明サービスを北海道で開始

株式会社HOSACは、自動操舵システム「AG502」の取付・操作説明サービスを2024年8月26日より北海道全域で開始した。


自動操舵システムの導入をサポート


株式会社HOSACは、農業における「豊作」を祈念し、先端技術製品の活用によるさまざまな農業課題の解決を目標に掲げる企業。気候変動による不作、農産物生産者の高齢化、担い手不足などの社会問題と向き合い、生産効率を高め持続可能な農業の実現を目指している。

AG502は、手持ちのトラクターや田植機、移植機などに後付け可能な自動操舵システム。操舵精度はRTK使用時で±25mmと、高い精度での作業が可能だという。

独自開発GNSSアンテナで測位衛星情報を受け取り、RTK基地局からの補正情報と併せて誤差を補正することで、正確な位置情報を取得する。

標準搭載で2個の3軸ジャイロセンサーを装備しているため、高精度なコントロールを実現し、きめ細かい正確な農作業が可能。また、前輪ジャイロセンサー、USBカメラも付属している。

ハンドル部分にAG502の電動モーターを取付したトラクター

キャビンあり・なしを問わず取付可能

今回開始したサービスは、自動操舵システム専門のサービスエンジニアがユーザーに取付および操作説明を行うもの。これまで、自動操舵システムを導入する際の課題となっていた取付と操作方法に対する不安を取り除き、自動操舵システム導入にともなう課題解決を推進していくという。

サービスの対象地域は北海道全域となっており、本州・四国・九州・沖縄県については順次展開予定だ。

北海道富良野市で活躍するAG502取付済トラクター。傾斜地でも真っ直ぐに走行可能

たまねぎ移植機での取付事例

製品概要

自動操舵システム「AG502」
一般販売価格:88万円(税込)
取付費用:11万円(税込)
合計:99万円(税込)
販売ページ:https://hosac.co.jp/shop-2/



株式会社HOSAC
https://hosac.co.jp/
AG502紹介ページ
https://hosac.co.jp/seihin/ag502introduction/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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