韓国のトラクター事情と、後付式自動操舵装置「プラバオート」が流行っている理由

露地分野におけるスマート農業と聞いてまず思い浮かぶのは、ドローンを利用した防除や生育診断だと思います。しかし、ここ数年で、トラクターなどの農業機械を自動で操舵できる機種も目にするようになってきました。なかには、以前からあるトラクターに自動操舵装置を「後付け」して作業の省力化を図る動きも進んでいます。

このような状況は、お隣の韓国でもまったく同じです。しかし、後付式の自動操舵装置に関しては、韓国の方が日本より勢いがあり、社会的な関心度も高いようです。

そこで今回は、韓国で自動操舵装置の関心が高い理由、自動操舵装置の特徴について説明していきます。

まずは、背景に存在する韓国のトラクター事情を解説しながら、韓国メーカー「ギント(GINT、긴트)」が2022年秋にリリースした「プラバオート(PLUVA Auto、플루바오토)」を例に、日本が学ぶべき点を考えてみたいと思います。



大型だが古い機械が多い韓国トラクター事情


韓国の100馬力トラクター(2024年4月:全羅南道海南郡で筆者撮影、トラクターの後ろについている作業機サツマイモの畝づくり・マルチ被覆・苗定植を同時に行えるカンノン(강농,KANG NONG)製KG-SP8000
基本的な話ですが、韓国人は小さなものより大きなものを好みます

例えば、韓国ドラマに出てくる俳優たちの身長は、男性で180cm以上、女性でも170cm程度という人がたくさん出演しています。また、日本では一般的な「軽自動車」というカテゴリーの車は韓国にはほとんどありません(ちなみに、韓国で日本の「軽トラ」と同様の響きを持つ単語は「1tトラック」です)。

このことは、代表的な農業機械であるトラクターでもまったく変わりません。以下のグラフは、韓国と日本で2020年に出荷されたトラクターの馬力別出荷台数を比較したものです(※1)。

日本では、国内で生産されたトラクターの出荷台数のうち、51馬力以上のトラクターが占める割合は20%以下ですが、韓国では90%近くを占めています。



また、トラクターの大型化は近年だけの現象ではなく、少なくとも20年以上前から続いています。韓国で「小型」とされる40馬力以下のトラクターの台数は、2002年以降ほとんど変わっていないのに対し、41~60馬力の「中型」トラクターでは2002年→2022年で1.5倍に、61馬力以上の「大型」トラクターでは同じく2.7倍に増加しています(※2)。


ここまでの記述から、韓国は「大型トラクター天国」のように見えますが、実際には厳しい面もあるようです。その証拠として、韓国農村振興庁が定点農家1500戸を定めて継続調査している「保有農業機械の使用年数(보유 농업기계의 사용연수)」(※3)を挙げることができます。

「使用年数」調査によると、2017年はトラクターの総台数712台のうち、「購入後10年以下のもの」が373台と52%を占めていました。しかし、2022年は総台数758台のうち292台と39%しかなく、この5年を見る限りでは製造から10年を超えたトラクターが大幅に増加していることがわかるからです。


なお、韓国が農家1500戸に対しトラクター台数が700台程度というのも示唆的です。なぜならば、日本では「販売目的で水稲を作付している117万経営体」のトラクター保有台数は、1経営体あたり1.05台にも上るからです(※4)。すなわち、韓国では経営規模が小さいかハウス栽培の場合、トラクターの代わりに耕運機を導入しているのに対し、日本はそうではないことが読み取れます(ちなみに、日本ではトラクターの馬力別保有数や使用年数に関する統計は見られないため、単純な比較がしにくい面があります)。

以上より、韓国におけるトラクター事情は、以下のように整理できます。

  • 50馬力以上のトラクターの出荷比率でみると、日本は20%程度であるのに対し、韓国では90%近くに達している
  • 韓国のトラクターの中心的な馬力は、2002年以降ずっと40~60馬力である
  • 韓国では、ここ数年はトラクターの更新ペースが鈍化しており、古いトラクターが増加しつつある


自動操舵農機に関する関心が高い韓国


以上のようなトラクター事情があることを前提に、農業機械や自動操舵技術がどのようにメディアに取り上げられているか、簡単に触れておきます。

調査方法として、YouTubeの検索で「自動操舵_農業機械_ニュース(자립주행_농기계_뉴스)」と入力し、テレビ放送局が提供した過去のニュース動画を見てみました(韓国での放送は、便宜的にタイトルを日本語に翻訳。再生回数は、視聴した2024年8月時点の概算)。


韓国での放送


※情報は、放送局/放送日/再生回数/機種等

(1)10年たった農機も自動操舵?・・・田植えも播種もテキパキ
聯合ニュースTV 2024.06.06 約5000回 PLUVA Auto(後付式)



(2)農機に装着すれば自動操舵モード・・・「お手軽作業」
聯合ニュースTV 2023.04.22 約900回 FJD韓国総代理店HADA(後付式)



(3)「補助装置さえつければ」半自動操舵農機に変身
KBS 2023.04.24 約1万2000回 FJD韓国総代理店HADA(後付式)



(4) 「農夫がいない農業時代」・・・自動操舵トラクターに乗ってみると
KBS 2024.06.17 約4000回 LS(初めから装着)AGMO(後付式)



(5)中古農機にも自動操舵……「便利で生産量増加」
安東MBC 2024.06.18 約100回 PLUVA Auto(後付式)



(6)国家認証自動操舵農機……労働力生産費節減
浦項MBC 2023.05.16 約150回 TYM(初めから装着)



(7)古くなった農機にも付けさえすれば自動操舵……「完全無人作業目標」
YTN 2024.06.09 約1万3000回 PLUVA Auto(後付式)



(8)農機も自動操舵……任せてテキパキ
KBC 2024.06.05 約400回 PLUVA Auto(後付式)



(9)多角形の農地でも完全自動操舵……進化する農機
KBS 2023.10.26 約6500回 AGMO(後付式)



日本での放送


(1) 【クボタ】「農業の省力化や効率化に貢献したい」世界初の無人自動運転のコンバインを公開
日本テレビ 2023.06.14 約8000回 クボタ(初めから装着)



(2)自動運転の無人トラクターにひかれたか、山わさびの苗を植える作業中の事故
HBCニュース 24.04.23 約9000回 不明



(3)広がりみせる「スマート農業」 自動操縦トラクターはGPSに位置情報を設定すると自動で
日本テレビ 2023.10.07 約2万2000回 CHCNAV(後付式)



(4)“自動運転”の田植え機が岐阜県初導入 1人で稼働可能で農業の担い手不足解消にも
東海テレビ 2023.06.06 約3500回 クボタ(初めから装着)



以上の動画をすべて見てみると、以下のことが読み取れます。

  • 韓国の方がニュース動画のリリース数が多い。YouTubeにアップしているかどうかの違いもあるが、韓国の人口が日本の40%程度しかいないことを考えると、韓国の放送局の方が記事を熱心にアップしていると思われる。
  • 日本のニュース動画で登場している自動操舵システムは、メーカーが最初から取り付けているものが多い。これに対して、韓国のニュース動画は後付式の方がはるかに多い。
  • 日本のニュース動画では自動操舵装置の価格にはまったく言及されていない。これに対して韓国の動画では、「メーカーが最初から取り付けているものは2000万ウォン(約222万円。1ウォン=9円換算)高い」のに対し、「後付式は1000万ウォン(約111万円)と比較的安く装着できる」ことを述べている動画が多い(動画No.2、3、5、7、9)。
  • 韓国の後付式自動操舵装置に言及した動画では、FJD(韓国有数のトラクター作業機メーカー「HADA」が代理販売)などの外国製品もあるが、多くは「PLUVA Auto」、「AGMO」など韓国メーカーが映り込んでいる。


さらに言うと、冒頭の写真で示したように、韓国では1台のトラクターで複数の農作業(例:畝整形+マルチング+定植+定植位置付近への粒剤散布やかん水)を行う作業機も多いです。そのため、トラクター運転者が後方に付けた作業機を注視しなければならないことも、自動操舵装置への関心を高めている理由と言えます。


韓国で人気の後付式自動操舵装置「プラバオート」とは


日本で「PLUVA Auto」の現地試験中のトラクター運転席(2024年3月:福岡県で筆者撮影)
韓国の後付式自動操舵装置は、数年前から販売が開始されている中国製のFJDやCHCNAV以外に、韓国メーカーが製造した装置も広く使われています。中でも、2022年から「プラバオート(PLUVA Auto、플루바오토)」を販売している「ギント(GINT、긴트)」は、販売開始から1年程度で韓国での後付式自動操舵装置メーカーのトップに躍進しました。

ここでは、他社製品と比べた「プラバオート」の特徴を説明するとともに、企業としての「ギント」がどういう会社なのかを探っていきます。


後付式自動操舵装置「プラバオート(PLUVA Auto)」にできること


「プラバオート」は、他の自動操舵装置と同じく、以下の装置から構成されています。


メインコントローラー(左下):高精密位置情報(RTK-GPS)技術を活用して農業機械の位置を把握するとともに、走行経路を構成する装置
オートステアリング(右上):メインコントローラーの命令を受けて自動操舵を行う装置
インターフェースボックス(右下):メインコントローラーやオートステアリングと農業機械本体とをつなぎ、電源供給や外部端子を接続する装置

「プラバオート」が他社製品と最も違う点は、(1)ワンタッチスイッチがあること、(2)メインコントローラーをマグネットで装着するため農機に加工する必要がないこと、(3)農機を動かしたときのデータがすべてクラウドに保存されることです。


ワンタッチスイッチ

他社の製品は、一般的にタブレット等を使用して操作しますが、プラバオートは上写真のようなワンタッチスイッチで操作します。

ボタンが7個しかないシンプルなものですが、これ1つで[自動操舵開始]、[自動操舵終了]、[自動操舵開始地点登録]、[自動操舵終了地点登録]、[直進]、[蛇行]など、農作業をするときに頻繁に使用する走行方式を実行できます。

韓国では、タブレットを扱いなれていない方でも簡単に操作ができると好評ですが、さらに改良されたワンタッチスイッチが2025年を目途に装備される予定です。

なお、タブレットやスマートフォンでも、ワンタッチスイッチ上での操作が可能です。


メインコントローラーの脱着方法

プラバオートはマグネット方式を採用しています。他社製品のブラケット方式で農機に穴を空ける仕様に比べて、脱着が簡単です。このことにより、1台のコントローラーで複数台の農機に使用しやすくなっています。


運転した履歴がすべてクラウドに保存される

プラバオートでの作業履歴や農業機械に関するデータは、すべてクラウドに保存されます。これにより、データ損失がなく、リアルタイムでのモニタリングや遠隔維持保守が可能な仕様になっています。また、ユーザーもデータをいつでも閲覧でき、いつ作業をしたのかが簡単にわかるため便利です。


「プラバオート」の性能


以下に、韓国で販売されている「プラバオート」のその他の特徴をまとめました。

できること:直進、カーブ、後進、Uターンができます。この他、ユーザーがあらかじめ設定した経路を自動で走行する「メモリ走行」機能も近日中にアップデートを予定しています。


GPSの正確性:RTK-GPSにより平均誤差2.5cm以内というのは他社製品と同様です。なお、平均誤差は、韓国政府機関「農業技術振興院」による検定結果なので高い正確性が担保されています。

ガイダンス方式:「衛星ガイダンス方式」を採用しており、他社製品に多い「仮想ガイダンス方式」よりも初期設定が容易で、夜間や水稲の代かきのように目視確認が難しい作業も簡単かつ正確に作業できます。

アフターサービスの方法:韓国では、電話や訪問でのアフターサービスはもちろん、クラウドに残ったデータやリアルタイム遠隔診断も実施しています。


「プラバオート」の普及状況


プラバオートは、2022年に発売を開始して以来、2024年4月現在で1200台以上の販売実績があります。また、この間に韓国国内では36カ所に代理店が誕生しました。

メーカー調べでは、この1年間は韓国で販売される後付式の農業用自動操舵装置の60%程度はプラバオートが占めています。

2015年に韓国で創業したベンチャー企業ギント(GINT)は、会社のスローガンを「Great Inspiration to the NexT(次世代のために大いに創造しよう)」と定めており、そのスローガンにふさわしい業績を上げてきました。

最初は、農業機械のモニタリングや作業状況の記録、事故時に自動で連絡する機能などを備えた「プラバケア(PLUVA Care)」を韓国農機大手メーカーのデドン(대동・大同)と共同開発しており、この時の経験が「プラバオート」開発にも十分に生かされています。

また、韓国で「プラバオート」の市販を始めて間もない時期に、インドネシアにも進出しています。海外進出のスタートをあえてインドネシアにした理由について、同社は以下のように説明しています。

「インドネシアは水稲の二期作ができるにもかかわらず、生産量不足により米を毎年輸入しています。さらに、コロナ禍以降、輸入すら難しくなったので、農産物の自給を国策と定め、海外の先端技術を積極的に誘致しています。この一環で、弊社もインドネシア農業開発庁の招待で試演イベントなどを実施した結果、プラバオートオートがトラクターの種類や気候に関係なく正常に作動することが実証できたので販売しています」(※5)

さらに、ギントは韓国で中古農機を整備・再流通させるプラットフォーム「プラバマーケット(플루바 마켓)」を運営しています。

以上のような企業活動が認められた結果、英国経済誌『フィナンシャルタイムズ』が選定する「アジア太平洋高成長企業2024」に66位で入賞しています(※6)。

日本でも、2024年2月にプラバオートの現地テストを行い、日本のLTE通信環境(NTTドコモ、ソフトバンク)では、韓国とまったく変わらない自動操舵能力があることを確認しました。それを受けて、5月からは日本語版ウェブサイトをオープンし、日本での販売を準備しています(非常に詳しく説明されています)。

日本でのプラバオート現地テストは筆者も協力しましたが、ギントの社員の皆さんは本当に優秀な方がそろっています。また、仕事柄、韓国メーカーと接触をすることが多いのですが、ギントほど準備が周到な企業はちょっと見当たりません。


韓国の自動操舵トラクター事情から日本が学ぶべき点は?


以上、韓国での農機自動操舵技術の概要を、トラクター事情とあわせて見てきました。韓国の事例から、日本の産地やメーカーが教訓にすべき点は以下のとおりと思います。


古いトラクターこそ、後付式の自動操舵装置を取り付けるべき


これまで見てきたように、日本は韓国よりも小さなトラクター(≒作業効率が低い)がたくさんある国です。そして、近年の出荷台数をあわせて考えると、製造後10年以上たったトラクターを我慢しながら使っている方も多いのではないかと思います。

そのような方こそ、後付式の自動操舵装置を導入することで、作業を楽にする必要性があると考えます。


価格競争力と性能が両立した自動操舵装置が開発されるべき


残念ながら、日本製の後付式自動操舵装置は概して高価で、中には200万円以上する機種も少なくないようです。

税法上はトラクターの法定耐用年数は7年ですので、日本では古いトラクターは資産価値がほとんどないとみなされます。資産価値がほとんどないトラクターに付ける後付式自動操舵装置であれば、100万円以下が適切な価格であると思います。

そのうえで、できるだけ使いやすく、便利な機能が多い機種を選ぶべきですし、そんな機種の日本での開発・普及が望まれます。


農家戸数の減少を考えると日本の方が待ったなしの状況


ご存じのように、日本ではこの5年(平成31年→令和5年)で経営体数が20%以上減少しています(※7)。韓国では同じ期間の農家戸数はほとんど変わっていない(※8)ことを考えると、より状況が深刻と言えます。

にもかかわらず、「農村の高齢化に対応するためには省力化が不可欠で、スマートファームしか道がない」と日々マスコミで盛んに言い続けているのは、実は韓国の方なのです。

スマート農業技術による省力化なしでは農業が生き残れないのは両国とも同じです。しかし、国民への理解促進や政策形成に不可欠なデータ収集の面では、日本が遅れているように思います。

耐用年数を超えてなお使われているトラクターも多い中で、高額で採算が取りにくい最新のロボットトラクターへの買い替えではなく、安価かつ便利にスマート農業技術を活用できる後付式自動操舵装置は、もっと注目・普及してもいいように思います。

その普及を妨げているものがあるとしたら、それはなんなのか。本記事が韓国にはできて日本でできない理由を、読者の皆さんが考えてみるきっかけになれば幸いです。


※1 出典 韓国:「韓国農機械新聞」2021.03.03付記事、日本:日本農業機械工業会統計「2020年度出荷確定値」からデータを抽出し、筆者が作図
※2 出典:韓国農林畜産食品部「農業機械保有現況(농업기계보유현황)」の該当年度統計からデータを抽出し、筆者が作図
※3 保有農業機械の使用年数(보유 농업기계의 사용연수)
【特集】近くて遠い日本に最も似た国、韓国のスマート農業に学ぶ
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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