安心安全な新米!スマート米2021のおすすめ銘柄をご紹介

ITドローンといった先進技術によって、農薬の使用をできるだけ抑えて栽培した、あんしんなお米「スマート米」。
安全・安心な農産物を消費者に届けようと、全国各地の生産者と、技術を提供する株式会社オプティムが協業して進める取り組みから生まれたお米です。

このスマート米が今年も収穫を迎え、「スマート米2021」(2020年産新米)として販売が開始されました。
「スマート米2021」は生産者・品種ごとに、特別栽培米や節減対象農薬50%以下、残留農薬不検出といったお米がラインナップされています。

今回はこの中から、新潟県産コシイブキ、石川県産コシヒカリ、そして兵庫県産コシヒカリをご紹介します。

新発田コシイブキ



新潟県産コシイブキ 1.8kg 残留農薬不検出

新潟県というとコシヒカリのイメージが強いと思いますが、コシイブキも代表的な品種のひとつ。粘り気が少なくさまざまな料理に合わせることができるので、人気のある品種でもあります。

新潟県のお米といえば魚沼が有名ですが、新発田市も米どころとしては負けていません。豪雪地帯のため豊富な雪解け水と昼夜の寒暖差が激しく、米作りに最も適した理想的な土地です。

コシイブキはあっさりとした食味を好んでいる方も多く人気のあるお米です。粘り気が少ないので濃い目のおかずと食べると相性抜群。ぜひ食の宝庫である新潟県の食材をお供に召し上がってみてください。

生産者の木村清隆さんは次のようにコメントしています。
「これからも味が美味しいお米を作ることを心がけつつ、お客様が安心して食べられるお米を目指して、米作りを続けていきたいと思っています。ぜひ新発田産のコシイブキを味わってみてください」

奥能登コシヒカリ



石川県産 コシヒカリ 1.8kg 特別栽培米

海に囲まれた傾斜地である能登半島は、新潟県魚沼市とほぼ同じ経度に位置し、肥沃な土地を持つ石川県一の米どころです。豊かな粘りと甘みを米粒いっぱいに蓄えた自慢のお米です。

輪島市がある能登半島は、「能登はやさしや土までも」と称されるように土地が肥えていることで有名です。スマート米を栽培している圃場は海に囲まれた傾斜地に位置しており、珪藻土が含まれているため、ミネラル分が豊富なお米ができます。昼夜の寒暖差も1年を通じて大きいという、いい米ができる条件も整った理想的な地域です。

「豊かな食文化が育まれた能登生まれのコシヒカリを、ぜひ能登の食材とともに味わってみてください」

丹波篠山コシヒカリ



兵庫県産 コシヒカリ 1.8kg 節減対象農薬50%以下

魚沼産と並び称されるブランドである丹波篠山産のコシヒカリ。産地の兵庫県篠山市は、昼夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候により、甘みと粘り気を持つ理想的なコシヒカリが生まれます。丹波篠山コシヒカリは、新潟・魚沼産と並び称される米どころの兵庫県丹波篠山地域の9つの農家の方が丹精込めてつくったおいしいお米。

炊きたてはもちろんおいしいですが、おにぎりにして、冷えてからもうまいという評判をいただいています。食味テストでも新潟・魚沼産と変わらないほどの強さで、かめばかむほど甘みがにじみ出るお米です。そのおいしさはプロからも信頼されており、阪神間のお米にこだわるレストランなどでも選ばれています。

生産者の構井友洋さんは次のようにコメントしています。
「今回のスマート米の取り組みをきっかけに、丹波篠山のおいしいお米を多くの人に知っていただくとともに、丹波篠山産のお米というブランドを確立させて持続可能な地域づくりに貢献していきたいと思っています。農家レストランを開いて、集落の雇用にもさらに貢献したいという夢もあります。地域が一丸となっておいしく安心なお米づくりを頑張っていますので、ぜひ丹波篠山コシヒカリを一度味わっていただきたいです」

ここまでおすすめのスマート米をご紹介しました。ぜひ、一度安全でおいしいお米を味わってみてください。

新米もいよいよ登場、安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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