今年の新米の旬と物語をお届け ──令和7年産「スマート米おすすめ定期便」の予約がスタート


令和7年(2025年)もいよいよ、新米の季節が近づいてきました。「令和の米騒動」以来、米の価格が乱高下していることから、ECサイトなどでの新米の“早期予約”は、近年当たり前になりつつあります。

そんな中、一般的なECサイトとは一味違うアプローチをとる「スマート米おすすめ定期便」で、令和7年産新米のデリバリーが10月1日からスタートします。

そもそも「スマート米」は、AIやドローンIoTなどのスマート農業技術を駆使して育てられたお米。最新の技術と生産者の想いが詰まったこのお米が、令和7年産の新米の予約を早くも開始しました。

本記事では、米の価格変動や在庫不足に左右されずに、安心して国産米を食べられる「スマート米おすすめ定期便」の魅力や予約方法をご紹介します。



価格も在庫も心配いらず、スマート米定期便。



サブスクじゃない、でも定期的に届く──“スマート米定期便”とは?



指定した期間ごとに米が届く「スマート米定期便」は、いわゆるサブスクリプション方式とは異なります。

毎月定額を自動で支払い続けるのではなく、「契約した期間中だけ、毎月1日にお米が届く」という、文字どおりの“定期便”形式です。

例えば、「2カ月おきに5kgずつ送ってほしい」といったニーズに応えることができ、受け取りスケジュールも選択可能。解約のタイミングも柔軟で、「新米の時期だけ定期的に欲しい」といったリクエストにも対応できます。

この方式は、食べきれずに余ってしまった時も自動的に届いてしまうような、長期契約や月額課金に抵抗がある消費者を中心に人気を集めています。

また、店頭在庫が著しく減ったり、価格が大きく変動する不安がある中で、安定した価格で定期的に届くという安心感も定期便ならではのメリットです。


あんぜん・安心に加えて確実に届く「スマート米定期便」のこだわり


そんなスマート米定期便の最大の特徴は、その栽培プロセスにあります。オプティムが展開するスマート農業技術を活用し、日本の農業の課題を解決するべく、以下のような高度な栽培技術・管理が行われています。

  • ドローンを用いた農薬・肥料・除草剤の散布
  • 水管理センサーによる圃場の最適化と管理コストの削減
  • ドローンによる播種

全国各地でスマート米を栽培しているのは、ごく普通の生産者さん。スマート農業を導入したいと考えている方々に、オプティムはこれらの技術の中から必要とするものを組み合わせて、機材を無償で貸与したり、技術協力をしています。

結果として、農薬や肥料の使用量を抑えつつ、品質の高いお米を、コストや作業時間を削減して、安定的に生産することが可能になっているのです。

その上、これらの技術を用いて栽培されたお米は、オプティムが市場価格で全量買い取り、そのお米を「スマート米」というブランドにし、ECサイトなどで販売しています。売上に応じて、その一部を生産者に対して還元し、収益アップにもつなげています。

スマート農業を積極的に取り入れることで、農業を持続可能な産業に変え、生産者には安定的な収益を約束する──単に新米を買うというよりも、「その年のお米と付き合う体験」を提供しているのが、スマート米定期便のユニークな点とも言えるでしょう。

というのも、定期便で届くお米の産地・品種は、毎回ランダムに選ばれているため。令和7年産のスマート米は、全国7地域・9品種を予定。地域や品種によって収穫時期なども異なり、普段近所のスーパーの棚に並ぶことはない地域のお米との出会いも生まれたりもします。

令和7年産も全国各地の特徴的な品種がそろっている(画像は令和6年産のラインナップ)


“令和7年産新米”もしっかり在庫を確保


そんな令和7年産新米の定期便は、オプティムの公式オンラインショップ「スマートアグリフード定期便」にて、受付を開始しています。

食べきれなかった月などは、次回の発送をスキップすることもできます。お支払いは発送された分だけなので、いつキャンセルしてもいいところも、買っても買わなくても支払いが発生するサブスクリプションと異なる安心のポイントです。

新米が最初に届くのは、11月1日到着分から。そのまま定期便を継続すれば、まだ味わったことのない産地・品種との出会いの輪もつながります。



いち早く、今年だけの“旬の味”を楽しみたい方へ──



今年の“自然の恵み”を、いち早く味わおう


私たち日本人にとって新米は、単に「その年に作られた新鮮なお米」というだけでなく、その年の自然の恵みと、四季折々の季節感を味わう文化行事とも言えます。

特に「スマート米」プロジェクトは、「誰がどのように育てたのか」という全国各地の生産者の顔がわかるだけでなく、農業という一次産業を持続させ、環境負荷をできるだけ軽減しながら、最大限の収量を生産するという、さまざまな課題をスマート農業によって解決しようとする、未来の農業への挑戦です。

令和6年のスマート米生産者の皆さん。「スマートアグリフード」のサイトでは生産者の思いも掲載(https://smartagrifood.jp/?mode=f32
令和7年は、水不足や気温上昇などにより、稲の生育に大きな影響が出ている地域もあると言われています。8月時点で予約ができても、生産者のみなさんはまだまだ予断を許さず、収穫までの期間、ひとつひとつのお米を大切に、かつ効率よく栽培し続けてくれています。

スマート米定期便は、そんな“おいしさと物語”を一緒に届けてくれる、お米選びの新しい選択肢です。令和7年の新米を、いち早く味わってみませんか?


スマート米おすすめ定期便 令和7年産新米予約対応商品


【新米対応商品一覧】 
※予約申し込み専用ページに移動します。

無洗米玄米

白米

【発送タイミング】
1カ月/2カ月/3カ月ごと

【初回お届け予定】
2025年11月1日

なお、新米予約をせず、すぐに「スマート米おすすめ定期便」の申し込みをご希望の方は、以下のリンクよりご希望の商品を選択することもできます。この場合も、11月1日お届け分以降は新米に切り替わります。

 
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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