内側からキレイになるには「お米」がおすすめ! 潤いとハリ・腸内を整える

主食としてよく食べられている「お米」が、実は美容にもいいことを知っていますか?

美容への意識はいまや、性別を問わず関心を持つ人は多いのではないでしょうか。

今回は美容の観点から、お米(ごはん)のメリットをご紹介します。


美しいボディラインをつくる


美しいボディラインといえば、「余計な体脂肪がない」、「適度に筋肉量がある」、「キュッとしまったウエスト」といった、メリハリのあるカラダを連想するのではないでしょうか。

筋肉量は基礎代謝量に比例するので、筋肉量が増えればエネルギー代謝が高くなり、体脂肪を蓄えにくいカラダをつくることが期待できます。筋肉量を維持するためには適度なエネルギー摂取が必要です。無理な食事制限をすると、体のたんぱく質がエネルギーとして利用され、筋肉量を減らして体脂肪率を増やしてしまう原因になりかねません。

筋肉量を維持し、体脂肪を増やさないためにも、ごはん食(お米)を中心とした栄養バランスの良い食事を摂ることが美しいボディラインをつくるための一歩となるのです。

さらに、体脂肪と筋肉の重量を比較すると、同じ体積では筋肉の方が重いので、体重の増減だけに一喜一憂するのではなく、サイズや引き締まり方に着目することも大切です。見た目のサイズがわかりやすい、キュッとしまったウエストラインをつくるために着目しておきたいことはお通じです。お通じが悪く、ガスが溜まりがちなぽっこりとしたお腹では美しいウエストラインをつくることはできません。

そこでも活用したいのがごはん食です。

お米には腸内環境を整える助けをする食物繊維が含まれています。さらにお米は主食の中でもそしゃくを促してくれる食品です。噛んで食べる必要があるので、そしゃくをすると胃腸の筋肉が連動して動き、腸のぜん動運動が活発になることでお通じがよくなります。お米を食べることで腸内環境を整える助けになるほか、スッキリとしたウエストのくびれをつくることにも期待が持てそうです。

潤いとハリをもたらす


人のカラダは体重のおよそ60%が水分で、常に一定に保たれています。その水分量は年代によって変化します。新生児で約80%、成人男性は60%、成人女性は55%、高齢になると50〜55%と加齢とともに少なくなるといわれています。


カラダに摂り入れる水分は飲みものだけでなく、食べものからの摂取も多いことは意外と知られていないかもしれません。食べものに含まれる水分の多くは食物由来の食品です。さらにパンよりもお米、ごはんとみそ汁といった和食には食事から摂取できる水分が多いことに気づかされます。

また、カラダの水分量に男女差があるのは、水分は筋肉中にも蓄えられるからです。先ほどお伝えしたように、しっかり食事を摂ることで適度な筋肉量を維持し、カラダの水分量も保つことが、潤いとハリのある若々しいカラダづくりの助けにもなるのです。

内側からキレイになる



人のカラダは体内で不要となった余分な老廃物を体外に排出して、体を整える力を持ち合わせています。体調やカラダのバランスが崩れるとその老廃物を排出しにくくなります。

カラダの内側からキレイになるために心がけたいことは体温と腸内環境です。体温が低いと血液の循環も悪くなり、老廃物も溜まりやすくなります。

お米は米粒をよく噛んで食べる必要があります。食べものをよく噛んでゆっくり消化すると、消化器官が活発に活動します。その時に発生するエネルギーを食事誘発性熱産生といいます。お米をよく噛んで食べることで食事誘発性熱産生の助けとなるのです。

さらに、よく噛んで食べて胃腸を動かすことは、腸内の不要なものを排出しやすくするため、環境を整えることに繋がっています。良い腸内環境で消化吸収された栄養は血液を介してカラダの細胞に届けられます。

また、お米は添加物が入らない点もうれしいですね。体温を保ち、血液の循環を良くすることを心がけて、腸内環境を整える。カラダの内側からキレイになるために、ごはん食は賢い食事の選択肢であることがわかります。

お米のメリットまとめ
  1. 栄養バランスのいい食事になる
  2. 食事の保水性が高い
  3. 体温を保ち、腸内環境を整える

いかがでしたか。お米を上手に食べて美容の土台づくりにお役に立てください。

堀口泰子
栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じてさまざまな食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/

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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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