玄米ごはんは「冷凍ストック」で続けよう! レンジでふっくら解凍するコツや保存期間の目安

栄養士の堀口泰子です。健康的な食習慣にお役立ていただける情報をお伝えしています。

毎日炊きたての美味しい玄米ごはんが食べたいのに、忙しかったり炊飯がめんどうで、食べたい時に食べられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのは、玄米ごはんの冷凍ストックです。美味しく冷凍保存するコツや保存期間の目安について詳しくご紹介しましょう。


美味しく保存するために炊飯にこだわる


ストックには美味しく炊いた玄米を準備したいですね。

玄米は十分に吸水をしてから炊飯し、炊きたてを保存します。玄米の美味しい炊き方は以前紹介したコラムも参考にしてください。

炊き上がりの一番美味しい状態で保存するために、炊飯後のほぐしにもこだわりましょう。しゃもじで切るように混ぜ、蒸気の水分を米粒ひと粒ずつにまとわすように丁寧にほぐすと、蒸気が保水膜をつくり、美味しさを保つ助けをします。

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冷凍はふんわり平らに急速で


冷凍保存する時は、炊き上がった玄米を温かいうちに、1食分ずつラップで包みます。玄米の美味しさは水分量が大きく関係します。玄米ごはんが冷める前に水分を逃がさないようラップで包むことで、乾燥を防ぎ、解凍したときにふっくらと仕上がるのです。

ラップで包む時は、米粒を潰さないように、空気が入らない程度に優しくふんわり平らに包みます。平らにすることで早く冷凍が進み、解凍する時の加熱ムラも防ぐことができます。さらに、密閉式保存袋などに入れることで、冷凍庫内のにおい移りを防ぐことができます。

また、熱い状態で冷凍庫に入れてしまうと、ラップの中に水滴ができ、冷凍ご飯の劣化を早めます。庫内の温度も上げてしまい、急冷の妨げにもなるので、ラップで包んだご飯は、粗熱をとってから冷凍庫に入れましょう。

入れる時はアルミトレーやバットの上に乗せると、急速冷凍しやすくなります。冷凍にかかる時間が短い方が、解凍後のご飯をより美味しい状態に近づけることができます。


解凍は蒸してふっくら


冷凍保存した玄米を美味しく食べるためにはどのように解凍するかも大切なポイントです。おすすめは蒸して解凍する方法です。

フライパンで蒸す方法


蒸し器がない場合は、凍った玄米を茶碗に移し替え、深めのフライパンに乗せて、茶碗の半分の高さまでフライパンに水を入れて蓋をして火にかけます。沸騰したら弱火で10分〜15分。蒸し器がなくても玄米を美味しく解凍できます。

電子レンジで蒸す方法


電子レンジで蒸す場合は、冷凍ご飯を冷凍庫から出してから、しばらく常温におくとラップに水滴が付き始めます。その水滴を利用して電子レンジにかけて温め直した後、ラップの上から布巾などかぶせて少し蒸らしましょう。熱と水分が均等になりご飯がふっくらするので、蒸し器やフライパンと同じように美味しく解凍することができます。

保存期間は?


冷凍した玄米の保存期間の目安はおよそ1か月以内です。保存期間が長くなるほど、少しずつ味は落ちてしまいます。もっとも美味しく食べられる1週間くらいをすぎたら、できる限り早く消費できるとよいですね。

また、冷凍庫内の温度など保存環境によっても劣化が早まります。ラップに炊飯した日を書いて日付の古いものから解凍するようにすれば、うっかり古いものが残ってしまうことも防ぐことができますね。冷凍保存したら冷凍庫に入れたままにならないように、保存の期間を守って、美味しい玄米を楽しんでください。

堀口泰子
栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/


■玄米ごはん初心者には「加工玄米」がおすすめ!


玄米ごはんを無理なく続けたい方や玄米初心者の方は、炊きやすく加工した「加工玄米」がおすすめ。

SMART AGRI FOODから発売しているスマート米無洗米玄米」は、玄米の栄養価はほとんどそのままに、炊飯器の白米モードで炊ける加工玄米です。いつでもふっくらおいしい玄米が炊けるので、忙しい方にもおすすめ。

また、「スマート米」は、全国各地のこだわりの農家さんと共にスマート農業を活用し、農薬の使用量を抑えて育てています。
玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米、農林水産省ガイドライン「節減対象農薬50%以下」のお米、そして「特別栽培米」も選ぶことができ、家族みんなにあんしんなお米です。

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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