朝食にはごはん? スムージー? 糖質ダイエット中はどっちがおすすめ?

管理栄養士の大槻万須美です。

糖質ダイエットをするとき、どちらを選ぶのがよいのか迷うことはありませんか。

「朝食にはごはんorスムージー?」、「昼食にはサラダorお弁当?」、「夕食には肉or魚?」、「夕食に主食は摂る?抜く?」の4つのよくある疑問について、理由も含めてQ&Aで解説します。

糖質ダイエットを上手に進めるために、参考にしてみてくださいね。

Q:朝食にどちらがおすすめ? ごはんorスムージー


A:ごはん



朝食の大切な役割の一つに、「寝ている間に下がった体温を上げて日中の活動をしやすくする」というものがあります。

食事をとることで体温が上がる「食事誘発性熱産生」は、たんぱく質>糖質>脂質の順で大きいといわれていますが、一日の食事のうちで朝食が一番高いともされています。

また、「時間栄養学」の分野において、朝食は体内時計をリセットするものとして重要視されており、朝食にインスリンを分泌しやすいような糖質を摂ることによって、体内時計に朝を認識させることができるという説があります。

そして、よく噛んで食事をすることは、脳を活性化し、胃腸の働きを促すといった、全身の「目を覚ます」きっかけにもなるのです。

その考えでは、生の野菜や果物を細かく砕いたスムージーは、噛む必要がほとんどなく、体を温めるには物足りないものかもしれません。

もちろん、ごはんだけでは不十分ですので、コンスタントに毎食摂りたいたんぱく質食品と、ビタミン・ミネラル・食物繊維の補給として野菜もしっかりと取り入れたいですね。

ごはんとペアにして朝食におすすめなのが、野菜や海藻が摂れて体も温まる具だくさんのみそ汁です。たんぱく源として卵や豆腐も投入すれば、みそ汁だけでさっとバランスよく栄養補給できて便利ですよ。

Q:昼食にどちらがおすすめ? サラダorお弁当


A:お弁当



糖質ダイエットをしていると、少しの糖質もNGと考えてしまいがちですが、そんなことはありません。極端な糖質制限は、一時的に体重が減ってダイエットが成功したように見えても、制限を続けなければすぐに元に戻りやすく、かえってリバウンドしてしまうことも多々あるといいます。

また、昼食を軽くしすぎてしまうと、夕食までの活動に必要なエネルギーが不足してしまい、間食や夕食の食べすぎにもつながります

最も重要なのは、栄養バランスと適量を念頭に置くこと。昼食にはサラダだけよりも、炭水化物・たんぱく質食品・野菜がそろっているお弁当が最適であるといえます。

Q:夕食にどちらがおすすめ? 肉or魚


A:魚(お刺身)



肉と魚に含まれる糖質量を比較すると、部位にもよりますが魚の方が少なくなっています。

そして、ダイエット中に気になる脂質の面でも魚がおすすめです。

ダイエット中にも脂質は必要ですが、消化吸収に時間がかかることもあり、胃腸の負担やダイエットへの効果を考えると夕食には控えめにした方がよいでしょう。

魚の中でも、白身魚は低脂質のものが多いです。

また、肉に含まれる脂肪と青魚に含まれる脂質は基本的に種類が違います。良質な脂質とされるDHAやEPAとよばれる不飽和脂肪酸は青魚に含まれており、健康に効果的なさまざまな作用が注目されています。

さらに、ダイエット中に整えたい腸内環境も、肉の食べ過ぎで悪玉菌が増えやすくなるといわれています。

魚の調理法は、刺身や蒸し物、焼き物がおすすめ。みりんや砂糖を使う煮魚や、フライなどはダイエット中には不向きであるといえるでしょう。

Q:夕食にどちらがおすすめ? 主食を摂るor抜く


A:主食を摂る



夕食のあとは基本的には寝るだけなのでカロリーは必要ないと考えて、主食を抜いてしまう人もいるかもしれません。

実は、寝ている間にも体温維持や拍動・呼吸など生命活動や新陳代謝などのためにもカロリーは消費されており、性別や体重などによっても違いがあるものの、一晩で約300kcalにもなるといわれています。

また、主食を抜くということはおかずのみの食事になるということ。たんぱく質や脂質、塩分が多くなりがちです。

栄養バランスが崩れ、代謝の低下や腸内環境の悪化、睡眠時の低血糖や次の食事のあとの高血糖など、さまざまな現象が引き起こされるリスクが高まり、太りやすさにつながることもあるといいます。

主食もそろえたバランスの良い夕食をとることで、睡眠中の生命活動や代謝も保たれ、結果的にダイエットの効果にもつながると考えられます。

夕食が遅くなる時には、早めの時間におにぎりなどを食べておく、量を控えめにする、などの対策をするとよいでしょう。


糖質は、単なるエネルギー源としてだけではなく、体内でいろいろな役割を担っており、バランスを保つためには必要なもの。制限しすぎるのは体に負担になるので注意が必要です。

ダイエットでリバウンドをしてしまう原因の一つとして考えられるのが、続けられないほどの無理な食事制限といわれています。糖質は、量を極端に減らすことを主にするのではなく、食べ方を工夫することがおすすめですよ。

▼こちらもチェック
ダイエット中にお米は何合食べていいの?
白米の代わりに「玄米」と「オートミール」どっちがいいの?


柴田重信『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門』(講談社)
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
「日本人の食事摂取基準」(2020年版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
e-ヘルスネット「ダイエット」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-090.html

大槻万須美
管理栄養士・フードスタイリスト。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、離乳食講座などの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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