「太陽熱処理」を題材に、農業IoTについて考える 【「有機農業とワタシとITと」第4回】

暑い⽇が続いています。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
埼玉県小川町の久野農園園主、久野裕一です。
連⽇35度を超える中、秋冬菜の準備作業が続いています。

ロボットドローン、センサー、植物工場などハードの進化は素晴らしいものがあります。⼀方で、そのようなハードを活用して儲かる農業につなげるソフトの部分については、ブラックボックスとなっている部分が多いのが実状です。

IoTと儲かる農業経営の間に横たわる溝について考察するコラム
今回は、「太陽熱処理」をテーマに、農業現場におけるIoTの使い方と試験場での使い方の違いや、もう少し現場的な観点からIoTの活用手法について考えてみたいと思います。


有機農法のひとつ「太陽熱処理」とは?

太陽熱処理とは、薬剤による⼟壌消毒や化学的農薬散布による病害⾍対策を選択しない有機農業の世界で、以前から注目されている栽培工程管理手法の⼀つです。⼀言で太陽熱処理といっても、目的や効果が地域によって様々ですので、あらためて太陽熱処理に関して最大公約数的な考え方をまとめてみました。

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WRITER LIST

  1. 川島礼二郎
    川島礼二郎(かわしまれいじろう)。1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  2. 蒼井ネコ
    農学系の兼業ライター。某大学農学部、某農業レストラン、某飲料会社商品企画を経て、現在は某マルシェアプリでwebマガジン編集として働きながら、猫様のお世話をしている。
  3. 柴田真希
    管理栄養士。㈱エミッシュ代表取締役。Love Table Labo.代表。27年間悩み続けた便秘を3日で治した雑穀や米食の素晴らしさを広めるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メー カーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなどを手がける。『私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。』(世界文化社)、『はじめての酵素玄米』(キラジェンヌ)など著書多数。
  4. 大城実結
    おおしろ みゆう。フリーランス編集ライター、大城文筆事務所所長。一次産業ほか地域文化、アウトドアなどお天道様系分野を専門に編集・執筆している。自転車で鍛えた脚力を活かし、農家さんのお手伝いをしながらインタビュー取材を積極的に行う。玉掛け免許と床上式操作クレーン免許所持。
  5. 井中優治
    いちゅうゆうじ。株式会社収穫祭ベジプロモーター。福岡県農業大学校卒。オランダで1年農業研修。元広告代理店勤務を経て、新規就農6年目。令和元年5月7日に株式会社収穫祭を創業。主に農業現場の声や九州のイベント情報などを発信している。