農研機構が成果発表会「日本海側砂丘地・気候におけるICTを活用した高品質小麦の 安定・省力生産技術の開発」を1月16日に開催

農研機構は1月16日に新潟市万代市民会館にて、「日本海側砂丘地・気候におけるICTを活用した高品質小麦の安定・省力生産技術の開発」の研究成果発表会を開催する。



開催内容

イノベーション創出強化研究推進事業で得られた砂丘畑地でのパン用小麦栽培の研究成果について、生産者や普及機関等広く関係者に紹介し、今後の普及と定着を目指していくものだ。
主に農業者、関連企業、研究・普及・行政関係者に向けた内容となっており、参加は無料で定員は40名。人数が上回った場合は先着順となる。

当日のスケジュール
13:15 開会
13:20~13:40 本課題の紹介と得られた成果の概要について(農研機構 関 正裕)
13:40~14:00 パン用小麦「ゆきちから」の省力栽培について( 農研機構 島﨑由美)
14:00~14:20 砂丘畑地におけるパン用小麦の灰分について(農研機構 渋川 洋)
14:20~14:40 パン用小麦「ゆきちから」のNDVIや収量などを利用した生育診断について(農研機構 加藤 仁・関 正裕) 
14:40~15:00 パン用小麦のNDVI(生育指数)の計測について(新潟県農総研 樋口 泰浩) 
15:10~15:30 砂丘畑地における雑草防除( 農研機構 山本 亮)
15:30~15:50 パン用小麦省力栽培技術の広域適応性について(新潟県農総研 藤田 与一) 
15:50~16:10 砂丘畑地パン用小麦の品質と加工性( 新潟県農総研 諸橋 敬子)
16:10~16:30 砂丘畑で小麦を栽培する経済的メリット(新潟県農総研 川上 修) 
16:30~16:40 その他
16:40閉会

【開催概要】
「日本海側砂丘地・気候におけるICTを活用した高品質小麦の 安定・省力生産技術の開発」
開催日時:2020年1月16日(木曜日)13時15分~16時40分
会場:新潟市万代市民会館
住所:新潟県新潟市中央区東万代町9-1
料金:無料


「日本海側砂丘地・気候におけるICTを活用した高品質小麦の 安定・省力生産技術の開発」
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/carc/133003.html
農研機構
http://www.naro.affrc.go.jp/index.html

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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