ICT機能搭載の次世代街灯「Secual Smart Pole」によるスマート農業の実証実験スタート

認定農業法人の資格を有する株式会社Flight PILOT、IoT製品の企画・開発・製造・販売を手がける株式会社Secual、集合住宅向けプロバイダー事業等を展開する株式会社ギガプライズの3社は共同で、ICT機能を搭載した次世代型の街灯を利用して農業生産に必要な作業を遠隔から実施するリモート農業の実証実験を開始した。


「Secual Smart Pole」


今回の実証実験は、Secualが提供するICT機能を搭載した次世代型の街灯「Secual Smart Pole」を、Flight PILOTが保有する圃場に設置して、農業生産に必要な作業やデータ管理を遠隔から実施するもの。

実証実験の内容と各社の役割は以下の通り。

実証実験の内容


1.圃場管理
圃場に設置した「Secual Smart Pole」を活用して、温度や湿度、 照度、 水位などの環境データを取得する。
2.農業用ドローン・ロボット農機の自律航行
「Secual Smart Pole」にRTKアンテナを搭載して、農業用ドローンやロボット農機の自律航行を遠隔から制御する。
3.害虫・害獣・盗難対策
LEDライトと動態感知カメラを「Secual Smart Pole」に取り付けて、害虫・害獣・盗難の被害を未然に防ぐ。
4.圃場の見える化、 営農支援システムの検証
「Secual Smart Pole」を活用して圃場の生産状況を見える化することで、農業用IoT機器の制御や生産者への営農指導を遠隔から実行するリモート営農支援システムを構築する。

各社の役割


・Flight PILOT
圃場の提供およびリモート農業の実証
・Secual 
「Secual Smart Pole」の提供および各機能の提供
・ギガプライズ
各種センサーと機器を連携する通信環境の提供および保守・運用

3社は、今回の実証実験を通じて農業生産に必要な作業を遠隔化するリモート農業を実現することで、都市部に住む人や農業への関心が薄い若者世代の新規就農を促進したい考えだ。


株式会社Flight PILOT
https://www.a-area.jp/
株式会社Secual
https://secual-inc.com/
株式会社ギガプライズ
https://www.gigaprize.co.jp/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  2. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  3. さわちん
    2児の父。あるきっかけにより農業のイメージを変えたいと考え、16年間のサラリーマン生活にピリオドを打つことを決意。2020年春、家族で田舎に移住し、新規就農を目指す。自身が「移住×就農のモデルケース」となるために、いろんな方面へ向けて奮闘中。
  4. 福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  5. 窪田新之助
    農業ジャーナリスト。福岡県生まれ。日本経済新聞社が主催する農業とテクノロジーをテーマにしたグローバルイベント「AG/SUM(アグサム)」プロジェクトアドバイザー、ロボットビジネスを支援するNPO法人Robizyアドバイザー。著書に『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』『GDP 4%の日本農業は自動車産業を超える』(いずれも講談社)など。