凸版印刷、位置情報と通信カメラを活用した作業管理システ厶のUWB版を発売
国内印刷大手の凸版印刷株式会社は、Bluetoothで取得した位置情報とネットワークカメラで撮影した映像を活用した二次産業向けの作業管理サービス「ID-Watchy」のUWB版を2022年5月に発売する。

現行のBluetoothを使用した「ID-Watchy」では、電波測定誤差が最大1~2m程度生じるため高精度な計測を必要とする現場には適さないという課題があったが、数百MHzから数GHzまでの幅広い周波数帯域を使用して位置情報を取得するUWB(Ultra Wide Band)を採用することで、より精度の高い計測が可能になった。
今回凸版印刷は、2017年より参画している農林水産省の委託プロジェクト「人工知能未来農業創造プロジェクト(課題名:AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発)」の一環として「ID-Watchy」UWB版を活用した実証実験を実施。
福井県で施設栽培を行う株式会社福井和郷が所有する植物工場を利用して、1日約20人の作業者の位置情報を取得したところシステムの有効性が確認できたという。また、多数のセンサーが必要となるBluetooth版と比べて導入コストの削減も可能になった。
実証実験の様子
同社は、今後増加が見込まれる植物工場での利用を視野に入れ販売を推進していく構えだ。
凸版印刷株式会社
https://www.toppan.co.jp/

より高精度な計測が可能に
現行のBluetoothを使用した「ID-Watchy」では、電波測定誤差が最大1~2m程度生じるため高精度な計測を必要とする現場には適さないという課題があったが、数百MHzから数GHzまでの幅広い周波数帯域を使用して位置情報を取得するUWB(Ultra Wide Band)を採用することで、より精度の高い計測が可能になった。
今回凸版印刷は、2017年より参画している農林水産省の委託プロジェクト「人工知能未来農業創造プロジェクト(課題名:AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発)」の一環として「ID-Watchy」UWB版を活用した実証実験を実施。
福井県で施設栽培を行う株式会社福井和郷が所有する植物工場を利用して、1日約20人の作業者の位置情報を取得したところシステムの有効性が確認できたという。また、多数のセンサーが必要となるBluetooth版と比べて導入コストの削減も可能になった。

同社は、今後増加が見込まれる植物工場での利用を視野に入れ販売を推進していく構えだ。
凸版印刷株式会社
https://www.toppan.co.jp/
SHARE