おてつたび、JA広島中央と共同で農家と担い手をマッチングする取り組みを開始

農家の仕事を手伝いながら旅行が楽しめるマッチングサイト「おてつたび」を運営する株式会社おてつたびと広島県の竹原市・三原市・尾道市、JR西日本らで構成する「せとうちファンづくりプロジェクト」の2者は、JA広島中央と連携して、人手不足に悩む農家と農業に興味がある人をつなぐ取り組みを広島県三原市大和町で開始する。

「おてつたび」を活用した事業モデルを構築


大和町は、広島県南部に位置する標高340~570メートルの町。
昼夜の寒暖差を生かした農業が盛んで、米やはとむぎ、レンコン、白ネギ、大和いも、桃、イチゴ、ホウレンソウなど多くの特産品があるが、10年前に約6400人いた人口が約5000人に減少し、年齢の割合も65歳以上が半数を超えるなど、農業人口の減少、高齢化、担い手不足が深刻化しているという。



今回の取り組みでは「おてつたび」を活用して、人手不足に悩む農家と農業に興味がある人をマッチングする事業モデルを構築。地域農業の人手不足を解消するために企画したマッチングサービスの提供を通じて、関係人口が継続的に創出される仕組みをつくる。


事業モデルの特徴
1.JA広島中央と連携した地域一体の取り組み
・地域農業者への情報発信
・おてつたびの登録サポート等
2.農業について知る機会の提供
・大和町農業をテーマにした交流会の実施

いちごの収穫・販売と果樹の摘果作業を体験


今回の企画の概要は以下の通り。

企画:三原市大和町でいちごの収穫・販売と果樹(なし・さくらんぼ)の摘果のお手伝い
場所:果実の森公園(広島県三原市大和町大草)
期間:2022年4月17日(日)~2022年4月23日(土)

今後は、竹原市・三原市・尾道市にある他の地域にも、この事業モデルを広げていく予定とのこと。


おてつたび
https://otetsutabi.com/plans/985
JA広島中央
http://www.ja-hirochu.or.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
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  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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