農水省、「大豆単収の向上に関するシンポジウム」を2月2日に開催

農林水産省は、大豆増産に向けたシンポジウムを2024年2月2日(金)に開催する。参加費は無料で、申し込みは1月26日(金)まで。



農業者や専門家を通して大豆栽培技術の秘訣を明らかに


食料・農業・農村基本計画では、2030年度の大豆の生産努力目標を34万トンと掲げている。その目標達成のためには、作付面積や単収の増加が重要な課題となるという。

今回行われるシンポジウムでは、新たに開発された大豆極多収品種や新技術の紹介を行うとともに、農林水産大臣賞を受賞した農業者および大豆栽培技術の専門家を迎え、大豆増産の機運を高めていくための講演が行われる。

シンポジウムの詳細は、以下の通りだ。

プログラム

第1部 13:00〜14:30「大豆極多収新品種」
・大豆をめぐる事情
農林水産省農産局穀物課
・大豆極多収品種の開発と普及について
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構作物研究部門
・大豆極多収品種の栽培技術について
ネットワーク大津株式会社
・大豆極多収品種の利用について
株式会社 おとうふ工房いしかわ
・大豆極多収品種の普及可能性について
全国農業協同組合連合会

第2部
15:00〜17:30「大豆増収のための技術・秘訣」
・大豆の多収阻害要因について
公益財団法人 大日本農会
・ 大豆栽培の最新技術について
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中日本農業研究センター
・パネルディスカッション
司会者:全国豆類経営改善共励会審査委員長 東北大学名誉教授 國分 牧衛氏
パネリスト:全国豆類経営改善共励会 歴代大臣賞受賞者ほか


開催概要

日時:2024年2月2日(金) 13:00~17:30
場所:農林水産省 7階講堂(東京都千代田区霞が関1-2-1)
料金:無料
申込URL:https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/nousan/kokumotu/mame_symposium_r5.html
申込〆切:2024年1月26日(金) ※定員(100名程度)に達し次第、募集〆切


農林水産省
https://www.maff.go.jp/index.html
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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