アスパラガス生産の最新情報を発信する「明治大学フィールドデー2024」が3月21日に開催

明治大学農学部農学科の野菜園芸学研究室は、サナテックシード株式会社、株式会社ビビッドガーデンと共同で「明治大学フィールドデー2024」を2024年3月21日(木)に明治大学生田キャンパスで開催する。参加費は無料。

「食べる側と生産する側から見たアスパラガス」をテーマに行われ、アスパラガスに取り組む生産者や農業に関係する企業、アスパラガスに興味のある消費者などを対象にしたイベントとなっている。


新栽培方法「アスパラガス採りっきり栽培」を紹介


今回開催されるイベントは、野菜園芸学研究室(指導教員:元木悟教授)が開発した栽培法である「アスパラガス採りっきり栽培」や「液状マルチ」の基本知識を伝えるというもの。異なる栽培方法や産地のアスパラガスの品評会、専門家によるパネルディスカッションなどを通して、「消費者に求められるアスパラガス」を模索するほか、野菜園芸学研究室で開発中の新技術の見学もできる。

「アスパラガス採りっきり栽培」とは、同研究室とサナテックシード株式会社が開発した新たな栽培方法で、通常収穫できるようになるまで3年かかるとされているアスパラガスを1年目から収穫可能にするもの。

パネルディスカッションでは、元木悟教授や、研究室の学生、「食べチョク」の運営会社であるビビッドガーデンの販売促進・企画担当者などが登壇し、生産・流通現場の課題を探究する。

開催概要

「明治大学フィールドデー2024」
日時:2024年3月21日(木)12:00~16:00
場所:明治大学生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
参加費:無料
参加申込URL:https://pes-ja.vercel.app/horticultural-seeds/seminar
※応募者多数の場合は先着で参加者を決定


明治大学
https://www.meiji.ac.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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