「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」、小中学生を対象に募集開始

子ども向けSTEAMプログラミング教育を展開する株式会社プロキッズは、姫路市と共同で「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」の募集を開始している。募集期間は2021年10月31日(日)まで。


プロキッズは、STEAM教育を中心とした子ども向けプログラミングスクールの運営やイベント事業を展開する企業。
STEAM教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Art)・数学(Mathematics)の頭文字を用いたもので、科学や技術、工学など21世紀型のスキルを育成する教育手法のことを指す。

全国の小・中学生が対象


「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」は、日本全国の小・中学生を対象に、農業分野が抱える課題を解決する未来の農業ロボットの特徴を描いたイラスト作品を募集する公募型のコンテストである。

審査のポイントは、「アイデアのオリジナリティ」、「課題の具体性と解決策の妥当性」、「プレゼンテーション力」の3つで、最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)の2つの賞がある。

審査結果の発表は2021年11月24日(水)で、受賞した作品は全国の大学院、大学、高等専門学校、高等学校に在学する学生を対象に開催する「第1回アグリテック甲子園」の会場に展示する予定とのこと。

未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021のポスターチラシ
姫路市は、内閣府が推進する地方創生推進交付金事業「スマート市民農園×STEAM教育による地域に根付くアグリテックの担い手育成事業」の一環として、農業とテクノロジーに精通したアグリテック人材の育成を進めている。

プロキッズと姫路市は、「未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021」の開催を通じて、ロボットやAI、ICT等の先端技術を活用したスマート農業を推進する人材を育成したい考えだ。

募集要項


未来の農業ロボット アイデアコンテスト2021
対象:全国の小・中学生
期間:2021年9月8日(水)~2021年10月31日(日)
応募:専用URL(https://prokids.jp/home/agrirobot_contest2021)
結果発表:2021年11月24日(水)
入賞賞品:最優秀賞1点(Rasberry Pi 4(ARMプロセッサを搭載した4GBのシングルボードコンピュータ)とハーブティーセット)、優秀賞2点(ハーブティーセット)


株式会社プロキッズ
https://prokids.jp/
姫路市ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/
第1回アグリテック甲子園
https://agritech-koshien.com/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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