HarvestX、植物工場向け自動授粉・収穫ロボット「XV2」を開発

植物工場向けロボットの開発を手がけるHarvestX株式会社は、いちご栽培に必要な受粉や収穫作業を自動で実行する自動授粉・収穫ロボット「XV2」を開発した。

実証試験ロボット「XV1」の改良版


「XV2」は、同社が以前に開発した植物工場向けの実証試験機「自動授粉・収穫実証試験ロボットXV1」を改良した製品。特長は以下の通りである。

「XV2」の特長
  • 多段式の栽培装置に対応
  • 磁気誘導方式を採用した自律走行
  • 交換機能を搭載した収穫トレイ

「XV2」紹介動画
  同社は、今後も栽培環境への適応性を強化した製品開発を進めていく考えだ。


HarvestX株式会社
https://harvestx.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
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    北島芙有子
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    川島礼二郎
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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