QRコードを使用して食の安心・安全を届ける実証実験がスタート

大阪府箕面市を拠点に農産物の生産・加工・販売を手がける日本農業株式会社は、大日本印刷株式会社と共同で、パッケージに貼り付けたQRコードを使用して、商品の生産・加工・流通・販売のプロセス情報を提供する実証実験を開始した。



5つの情報を提供


今回の実証実験は、農業の六次産業化に取り組む日本農業株式会社と商品個別単位での情報管理を可能にした「スマートIoTパッケージ」を提供する大日本印刷株式会社のノウハウを組み合わせて実施するもの。

実証実験では、日本農業株式会社の農場で生産された野菜を使用した商品「たんとスープ」のパッケージに、生産工程記録、野菜出荷記録、野菜入荷記録、スープ製造記録、衛生管理記録の5つを登録したQRコードを貼り付けて、食の安心・安全に必要な情報を消費者に届ける。


石油由来の原料を排除した断熱性のある紙カップ「DNP断熱紙カップ HI-CUP 電子レンジ対応」を使用。

概要は以下の通り。

1.対象商品
たんとスープ全6商品
2.野菜農場
南丹農場(京都)・箕面農場(大阪)
農作物生産工程記録・野菜出荷記録を提供。
3.製造店舗
MILAB(大阪)・たんとスープクリスタ長堀店(大阪)
野菜入荷記録・スープ製造記録・衛生管理記録を提供。
4.販売店舗
Beeat!!八重洲(東京※期間限定)・たんとスープクリスタ長堀店(大阪)・無印良品京都山科店(京都)・無印良品大丸梅田店(大阪)
5.販売期間
2021年12月10日~2022年2月28日まで(予定)

QRコード貼付イメージ
両社は今回の実証実験で得た成果を参考に、消費者のニーズや機能の検証を実施して、本格導入に向けた改善を行っていく構えだ。


日本農業株式会社
https://nihonnou.com/
大日本印刷株式会社
https://www.dnp.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  4. 大槻万須美
    大槻万須美
    管理栄養士・フードスタイリスト。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。
  5. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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