バイオセンサーを活用した安価でスピーディーな土壌診断サービスが登場

合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会は、田んぼや畑に生息する微生物の健康状態から農作物の病害発生リスクを判定する土壌診断サービスを開始した。


現在、日本ではBIOLOG法やPCR法、LAMP法、次世代シークエンス法、SOFIX法、eDNA解析などさまざまな手法を用いた生物性診断技術の研究が行われている。しかし、費用面や分析速度の課題から実用化するまでには至っておらず、広く一般に普及していないのが実情である。

BODセンサーを応用


今回、同社が開始した土壌診断サービスは、河川の汚れを20分で計測するBODセンサーを応用したもの。


土壌に生息する微生物が持つ「病原菌の侵入を抑え込む力」を調べるのが特長で、「みどりの食糧システム戦略」などへの貢献が期待されている。


料金は1点3000円で、圃場の土を採取し、袋に入れ、申込書と一緒に送れば、1週間以内に診断結果が届くとのこと。


合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会
https://soil-biosensor.jp
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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