おてつたび、良品計画と共同で農産物の販路拡大を支援する取り組みを開始

農家の仕事を手伝いながら旅行が楽しめるマッチングサイト「おてつたび」を運営する株式会社おてつたびと「無印良品」を展開する株式会社良品計画は共同で、農産物の販売を通じて持続可能な地域社会の実現を目指す取り組みを開始した。


「おてつたび」は、人手不足に悩む地方の農業者と旅行者をつなぐマッチングサービス。
農業を体験し、報酬を得ながら旅行を楽しめるのが特長で、現在は全国950件以上の地域事業者と連携している。

農産物を無印良品のECサイトで販売


今回の取り組みは、「おてつたび」を利用する生産者の農産物を、無印良品のECサイト内にある産直ページ「諸国良品」で販売するもので、生産者のこだわりや「おてつたび」に参加した旅行者の感想などを紹介したレポートも掲載していく。


取り組みの第1弾として、佐賀県藤津郡太良町の「A-noker(ええのうかー)」のアスパラガスを販売

今後は、お米や加工品など取り扱商品を拡大していく予定とのこと。


「おてつたび」
https://otetsutabi.com/
「諸国良品」
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/section/T50001
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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