農業情報設計社、「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」を実施中

ICTを活用したスマート農業技術を開発する株式会社農業情報設計社は、超高精度なガイダンスを実現するRTK-GNSSレシーバーである「AgriBus-GMiniR」や「AgriBus-G2」を使用したRTKスマート農業を促進する「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」を2023年11月10日(金)から2023年12月31日(日)まで行う。


RTK測位とは、位置情報を「基準局」と「移動局」の2カ所で取得してその差分を読み込ませること=「補正情報の転送」で位置情報のずれを修正する方法。センチメートル単位の精度の位置情報が取得可能となる。

価格改定とキャンペーンでより手軽にRTK導入へ


今回、「AgriBus-GMiniR」と「AgriBus-G2」の2つが手頃な価格に改定され、「AgriBus-GMiniR」が税込9万9000円、「AgriBus-G2」が税込29万7000円で購入できるようになった。あわせて、RTK測位を導入したスマート農業を促進する「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」を実施する。

「AgriBus-GMiniR」は、超高精度なガイダンスを実現するために設計されたRTK-GNSSレシーバー。RTK測位の移動局としての利用はもちろん、専用アプリで簡単に基準局に切り替えることも可能。センサーによる進路予測や補正によって測位誤差を最小限に抑えることができるという。


「AgriBus-G2」は、超高精度なスマートGNSS/GPSデバイス。車速パルス出力やISOBUS/AG-PORTに対応する機能拡張も予定しているため、多目的な利用が可能。AgriBus自動操舵パッケージと組み合わせることもできるという。

RTK基準局・移動局の設置方法は簡単で、「AgriBus-GMiniR」を2台、もしくは「AgriBus-G2」と「AgriBus-GMiniR」各1台を「AgriBus-GToolsアプリ(無料)」と連携すれば誰でもすぐに利用できる。


「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」では、キャンペーンサイトから「AgriBus-GMiniR」を2台、もしくは「AgriBus-G2」と「AgriBus-GMiniR」を各1台ずつ購入することで、以下3つの特典が受けられる。

「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」特典
・高性能アンテナセット(5.5万円相当)のプレゼント
・AgriBus-NAVIアプリのPlusプラン1年分購入クーポン(2万円相当)
・NMEAケーブル(1.1万円相当)のプレゼント※AgriBus-G2のセット購入者のみ

応募方法:キャンペーンサイトから応募期間中に「AgriBus-GMiniR」2台もしくは「AgriBus-G2」と「AgriBus-GMiniR」各1台を購入。
応募期間:2023年11月10日(金)〜12月31日(日)※クーポンの発行およびプレゼントの発送は、購入時期により2024年1月8日以降になる可能性あり


株式会社農業情報設計社
https://agri-info-design.com/
「RTK導入チャレンジ応援キャンペーン」サイト
https://aid.agri-info-design.com/6
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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