京成上野駅の次世代型EC無人店舗「MISE-demo」にて、「スマート米 玄米」を期間限定販売

株式会社オプティムは、京成上野駅ATMコーナーのならびに設置されている、株式会社タッグが手掛ける次世代型販売システム「MISE-demo」において、「スマート米 玄米」の販売を、2019年6月1日(土)より期間限定で実施する。

京成上野駅ATMコーナー「スマート米 玄米」販売イメージ

「MISE-demo」は、デジタルサイネージを進化させ、EC機能を搭載した次世代店舗。画面に表示されている商品をタップし、QRコードをスマートフォンのカメラでスキャンすることで、簡単に商品購入をできる最先端の買い物体験を提供する。スマート米 玄米の販売は6月30日(日)まで。

2018年産のスマート米 玄米は、ドローン×AIによる圃場の画像分析により必要な箇所にだけ必要最小限の農薬を使用する「ピンポイント散布テクノロジー」で作られた米全体のブランド名で、九州北部を中心として、青森県、千葉県などでもその土地で人気の品種にて展開。2018年のAIによる分析では、散布の必要性がないと判断されたことから数回の散布が必要とされている農薬を一切撒くことなく収穫までこぎつけた。第三者期間による残留農薬検査でも、ほぼ不検出と言える結果が出ている。

また、オプティムは同社が推し進める「スマート農業アライアンス」に参画を表明した農家に、無償でこのドローン×AIによるソリューションを提供。同技術を使用して栽培・収穫された米はオプティム自身が全量買い取りを実施し、「スマート米 玄米」というかたちで販売している。さらに、売り上げが上がるたびにレベニューシェアというかたちで、生産農家側にも売り上げに応じた利益が還元されるという仕組みだ。

■スマート米 玄米に関する記事はこちら
農業×ITが当たり前の世界へ──「スマート米 玄米」に込められたオプティムの思い
2018年産スマート米の残留農薬、 第三者検査機関の調査で「不検出」
「スマート米栽培」を初めて実施した農家に聞くAI×ドローンのメリット

スマート米 玄米は他に、「スマートアグリフーズ直送便」やYahoo!ショッピング「スマートアグリフーズ直送便」、Amazon「スマート米」販売ページでも購入可能となっている。

<参考URL>
株式会社タッグ「MISE-demo」
「スマートアグリフーズ直送便」Webサイト:
Yahoo!ショッピング「スマートアグリフーズ直送便」Webサイト:
Amazon「スマート米」販売ページ:

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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