水耕栽培と養殖の循環農法を実現する「アクポニハウス(おさかな畑)」が発売

株式会社アクポニは、水耕栽培と魚の養殖を組み合わせた次世代型の循環型農法「アクアポニックス」を活用した生産設備「アクポニハウス(おさかな畑)」を発売した。



都市部でも魚の養殖&野菜の栽培が可能に


「アクアポニックス」とは、魚の排泄物を微生物が分解し、植物が栄養として吸収した後、浄化された水が再び魚の水槽に戻る仕組みを利用して農作物を栽培する次世代型の循環農法である。


同社が発売した「アクポニハウス(おさかな畑)」は、最新型の縦型水耕システムと養殖設備を立体的に組み合わせて使用する栽培施設。駐車場1台分程度のスペースで毎月最大1000株の栽培が可能で、以下3つの特長がある。

1.省スペース
タワー型水耕栽培装置と床下に配置した養殖用水槽で省スペース・高収量を実現。
平段栽培と比較して1平方メートル当たり約7倍の収量が見込める。

2.生産設備一式・施工をパッケージ化
「アクアポニックス」に必要な生産設備や環境制御機材一式、施工までをパッケージ化して提供。

3.高い作業性と運用しやすい設計
育苗・収穫作業の利便性や清掃などのメンテナンスの負担軽減に重点を置いた設計。

サイズは、5、30、100の3種類で、消費地に近い都市部での活用を想定しているそうだ。

サイズとスペック
想定している活用シーン
同社は今回の発売に合わせ、 神奈川県藤沢市に「アクポニ農園・藤沢ベース」を開設。2022年1月には「アクアポニックス」を活用した野菜の生産・販売に取り組む予定とのこと。


株式会社アクポニ
https://aquaponics.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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