スマホアプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」に2つの新機能が追加

日本農薬株式会社と株式会社NTTデータCCSは、病害虫診断専用のスマートフォンアプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」に2つの新機能を追加した。

出典:https://www.nichino.co.jp/products/aiapp/index.html

圃場管理と言語選択の機能を追加


「レイミーのAI病害虫雑草診断」は、日本農薬とNTTデータCCSが共同で開発した病害虫診断専用のアプリ。
スマートフォンで撮影した画像からAIが農作物や田畑に発生する病害虫を診断して、防除に最適な農薬を教えてくれるのが特長。診断履歴を航空写真の地図上に表示する機能や最大5枚の画像を同時に診断する機能も備えている。

今回追加した2つの機能の内容は以下の通りだ。

圃場管理
圃場毎の分析や日報の記録ができる。
・言語選択
言語を日本語から英語に変更できる。

参考:圃場管理の使い方
出典:https://www.nichino.co.jp/products/aiapp/images/hojoukanri/index.html
両社は、海外展開を視野に入れ英語の他にもヒンディー語や中国語など各種言語への対応を予定している。


日本農薬株式会社
https://www.nichino.co.jp/
株式会社NTTデータCCS
https://sp.nttdata-ccs.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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