農業特化型の自動議事録ツール「農業GIJIROKU」リリース

AIを活用した自動議事録ツールを提供する株式会社オルツは、農業関連の専門用語や言い回しに対応した農業特化型の自動議事録ツール「農業GIJIROKU」をリリースした。


農業用語を100%の精度でテキスト化


「農業GIJIROKU」は、農業関連の専門用語を学習したAIを用いて、農業現場で使用されている言葉をリアルタイムにテキスト化する強化音声認識エンジンである。

【汎用音声認識エンジンとの比較】
・正解
「田畑輪換とはあらかじめ輪換を行う範囲である輪換耕区を定めその中を区分しそれぞれ輪換畑または輪換田として交互にあるいは一定の周期で利用する形態」
・汎用音声認識エンジン(正答率:68.57%)
「田端凛カントは予め凛館を行う範囲である凛館航空を定め、その中を区分し、それぞれ凛館畑またはりんかん太として交互に、あるいは1定の周期で利用する携帯
・農業GIJIROKU(正答率:100%)
「田畑輪換とはあらかじめ輪換を行う範囲である輪換耕区を定め、その中を区分し、それぞれ輪換畑または輪換田として交互に、あるいは1定の周期で利用する形態」

現在日本では、農林水産省が「農業DX構想」を取りまとめるなど、データ駆動型農業の実現に向けた取り組みが進められている。今後は、他の農業関連機器やソリューションとの連携も視野に入れシステムのAPI化を進める予定だ。


AI GIJIROKU 公式サイト
https://gijiroku.ai/
AI GIJIROKU コンセプト映像
https://youtu.be/KNjdqUvKZp8
株式会社オルツ
https://alt.ai/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
パックごはん定期便