AGRI SMILEと深谷市、バイオスティミュラントを活用したねぎ栽培等で連携

株式会社AGRI SMILEと深谷市は、地域の資源や技術を活用して農業を基軸とした持続可能な社会の実現を目指す「アグリテックに関する連携協定」を2023年3月1日に締結した。

深谷市長の小島進氏(左)とAGRI SMILE代表取締役の中道貴也氏(右)

連携事項と具体的な取り組み


連携事項

  1. 人と自然にやさしいまちづくりに関すること
  2. 農業の生産力・競争力・環境の向上に関する
  3. 地産地消と農産物の販路拡大に関すること
  4. 農産物ブランドに対する消費者のイメージ向上に関すること
  5. 農業経営安定化の促進に関すること
  6. その他、地方創生の推進に関すること

具体的な取り組み

1.バイオスティミュラントを活用した深谷ねぎの減肥栽培
化学肥料の使用量低減と温室効果ガスの削減に貢献する環境にやさしい栽培技術を検証することで、グリーンな栽培体系への転換を図る。

2.深谷ねぎの残渣を活用したバイオスティミュラントの開発と検証
深谷ねぎの収穫時に廃棄される残渣(皮や根など)を活用したバイオスティミュラントの開発と検証を実施する。

3.深谷ねぎのブランディング活動
セミナーの開催やAGRI SMILEが保有する情報メディア等を通じて深谷ねぎやバイオスティミュラントに関する情報を発信する。


株式会社AGRI SMILE
https://agri-smile.com/
深谷市
http://www.city.fukaya.saitama.jp/i/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便