フェイガーとヤマタネ、カーボンクレジットの活用に向けた業務提携契約を締結

株式会社フェイガーと株式会社ヤマタネは、カーボンクレジットの活用に関する業務提携契約を締結した。稲作における温室効果ガス削減の取り組みを推進するとともに、コメ農家の削減努力の可視化と持続的営農の実現を目指す。


脱炭素型農業の推進とサポートを実施


フェイガーは、農家の脱炭素の取り組みの支援およびカーボンクレジット活用による収益化を行う日本初のスタートアップ企業。農業由来カーボンクレジットの生成を通じ、農業の脱炭素の取り組みを収益化しつつ、環境に優しい農業を持続可能な形で推進している。

ヤマタネは、大正13年創業のコメ卸大手の老舗企業で、全国の優良産地やJAなどと連携してきた。バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に取り組むことなどをサステナビリティ方針として定め、「地域コミュニティおよび生産地と農業の発展」を重点テーマの1つに掲げて持続可能な農業の実現に寄与するための活動を推進している。

今回の業務提携は、ヤマタネのコメ取引産地のJAおよび農家に対し、両社で脱炭素型農業の推進とサポートを行うというもの。農家の脱炭素への取り組み努力をフェイガーがカーボンクレジットとして生成・収益化し、農業における環境負荷低減と持続的営農の実現を目指す。

取り組み初年度となる今年度は、宮城県内のJAから7名のコメ農家が参画し、「ひとめぼれ」、「つや姫」など8銘柄の圃場計45ヘクタールにて取り組む予定だ。


今回の提携について、フェイガーの推進する農業由来カーボンクレジット生成という仕組みを導入することで、コメ農家の脱炭素の取り組みを応援する企業等がクレジットを購入し、プロジェクト投資という形で資金が還元されれば、農家の収入が向上し、さらに取り組みが持続可能になるとともに広がりやすくなるとしている。


株式会社フェイガー
https://faeger.company/
株式会社ヤマタネ
https://www.yamatane.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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