台風被害の宮城県丸森町を循環型有機農業で再興 クラウドファンディング実施中
宮城県丸森町の地域商社、株式会社GM7が、次世代の循環型有機農業『アクアポニックス』の導入を目的としたクラウドファンディングを実施中だ。締切は2020年1月10日。
今回のクラウドファンディングは、2019年10月に発生した台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町の「農業再興」を目指したもので、次世代型の農業システム『アクアポニックス』の試験導入費用を募集するものだという。
循環型有機農業システム『アクアポニックス』は、水産養殖と水耕栽培をかけ合わせた農業システムで、魚が排出するフンや尿を植物育成の栄養分として利用する循環型有機農業を指す。
アクアポニックス(aquaponics)という言葉は、水産養殖を意味する「Aquaculture」のアクアと、水耕栽培の「Hydroponics」のポニックスという2つの単語を組み合わせてつくられた造語とのこと。
ルーツは西暦1000年頃まで遡るといわれており、メキシコの原住民族であるアステカ族が実践していた、川に植物を育てるための島をつくり農業を行う「チナンパ」という農法が原点という。
同社は今後、『アクアポニックス』施設を活用した観光農園の開園するなど、「農業と関連した複合産業を丸森町に生み出す」と述べている。
目標金額は500万円で、募集期限は2020年1月10日金曜日の23:00まで。目標金額に到達しなかった場合は支援金を返金するという。
今回のクラウドファンディングの実施にあたり同社では、
<参考リンク>
株式会社GM7
株式会社GM7 クラウドファンディング
次世代の循環型有機農業『アクアポニックス』で丸森町農業を再興
今回のクラウドファンディングは、2019年10月に発生した台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町の「農業再興」を目指したもので、次世代型の農業システム『アクアポニックス』の試験導入費用を募集するものだという。
循環型有機農業システム『アクアポニックス』は、水産養殖と水耕栽培をかけ合わせた農業システムで、魚が排出するフンや尿を植物育成の栄養分として利用する循環型有機農業を指す。
アクアポニックス(aquaponics)という言葉は、水産養殖を意味する「Aquaculture」のアクアと、水耕栽培の「Hydroponics」のポニックスという2つの単語を組み合わせてつくられた造語とのこと。
ルーツは西暦1000年頃まで遡るといわれており、メキシコの原住民族であるアステカ族が実践していた、川に植物を育てるための島をつくり農業を行う「チナンパ」という農法が原点という。
『アクアポニックス』で丸森町に複合産業を
同社は今後、『アクアポニックス』施設を活用した観光農園の開園するなど、「農業と関連した複合産業を丸森町に生み出す」と述べている。
目標金額は500万円で、募集期限は2020年1月10日金曜日の23:00まで。目標金額に到達しなかった場合は支援金を返金するという。
ピンチをチャンスに変えて丸森に明るい未来を
同社も台風の被害を受けており、オフィスや倉庫、加工場などが浸水し、およそ2千万円以上の損失があったとのこと。今回のクラウドファンディングの実施にあたり同社では、
「ピンチをチャンスに変えるために今こそ挑戦する姿勢をもち、5年後・10年後の明るい丸森の未来を創るために取り組みたい」とコメントしている。
<参考リンク>
株式会社GM7
株式会社GM7 クラウドファンディング
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