「ポケットマルシェ」に「予約注文機能」を実装 需要予測を容易に

全国の農家や漁師などの生産者と会話をしながら、直接食材を購入できるプラットフォーム「ポケットマルシェ」に、食材の「予約注文機能」が追加された。すでに、この機能を使用して89点の商品が出品されており、318件の注文が入っているという。(2019年5月20日時点)


予約注文機能では、生産者が収穫より前から「予約商品」としてポケットマルシェ上に生産品を出品することが可能となる。発送予定は、次月から1年後まで設定可能だ。

予約商品には、商品一覧ページおよび商品詳細ページで、緑の「予約」マークが付き、通常商品と同じように、ポケットマルシェ上で注文が可能となる。

なお、注文の段階では支払いは発生せず、配送月の前月25日にクレジットカードの仮決済が、商品発送後に本決済が行われるという仕組みになっている。

予約注文機能の開発について、株式会社ポケットマルシェは、生産者側には需要予測と過剰生産による廃棄ロスを減らし、消費者側には予約した食材の様子を確認しながらワクワク感を味わえると語っている。CSA(地域支援型農業)のひとつの販売形態としても注目していきたいサービスだ。

■ポケットマルシェのコメント
「生産者の皆さま待望の機能を、ついにリリースいたしました。予約注文が増えることで、生産者による需要予測の精度が高まります。このことは、過剰生産による食材の廃棄量を減らすことにつながります。

メリットは、生産者の側ばかりにあるわけではありません。ポケットマルシェのコミュニティ機能を使えば、生産者は現場の状況をタイムラインに投稿することができます。これにより、消費者は予約購入した食材の生育の様子をリアルタイムで知ることができるのです。家族と「野菜って、こうやって大きくなるんだね」と成長過程を楽しんだり、産地の天候を心配したり、休日に生産現場を訪れたり。ワクワクが最高潮に達した頃、待ちに待った最旬の食材が自宅に直接届きます。

思い入れのある食材を使うことで、料理が変わります。料理が変われば食卓が変わり、食卓が変われば暮らしが変わります。ポケットマルシェは、これからも生産現場と食卓を繋げる便利な機能を提供していきます」

<参考URL>
ポケットマルシェ(ポケマル)
新機能「予約注文機能」の詳細

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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