ベトナムの農業情報を日本語で 「ベトナム農業記事配信サービス」開設

ベトナム農業・水産記事の日本語配信等を手がける株式会社Raycean(レイシャン)は、ベトナム農業の現状や課題を発信する専門のウェブサイト「ベトナム農業記事配信サービス」を開設した。


「ベトナム農業記事配信サービス」は、ベトナムを相手国に、農林水産物の輸入や農業技術等の輸出を検討する企業・自治体・支援機関向けのウェブサイト。最新記事の配信は毎週1回で、過去記事は2017年9月まで遡ることができる。

配信する内容は以下の通り。

  1. 農林水産業に関する現地報道
  2. ベトナム政府が発表したデータ・レポート
  3. 農林水産業に携わる事業者等へのインタビュー
 
ベトナムは、労働人口の40%、総輸出高の15.6%、GDPの14%が農林水産業で占められる世界有数の農業大国である。世界の輸出量ランキングには、コショウ(1位)、カシューナッツ(1位)、米(2位)、コーヒー(2位)、海産物(4位)、天然ゴム(4位)などがランクインしており、日本への輸出金額(2020年度)も年間3434億円まで達している。

同社は、「ベトナム農業記事配信サービス」の提供を通じて、これまで日本では知ることが難しかったベトナム農業の現状や課題をタイムリーに伝えたい考えだ。


ベトナム農業記事配信サービス
https://www.raycean.com/vninfo/agrinews/
株式会社Raycean
http://www.raycean.com/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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