石川県での3地域の情報を共有するスマート農業実証プロジェクトに「LINE WORKS」が導入

ワークスモバイルジャパン株式会社は、ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を活用して営農相談や技術支援など農業生産に必要な情報を共有する実証実験を石川県金沢市で開始する。

営農技術支援を実施


今回の実証実験は、JA金沢市砂丘地集出荷場西瓜部会、JA金沢市砂丘地集出荷場大根部会、JA金沢市五郎島さつまいも部会の3つの生産者団体らが共同で取り組む、令和4年度スマート農業実証プロジェクト「3つの野菜産地が一体的に取組む、ドローンのシェアリングとデータに基づく営農技術の確立」の一環で実施するもの。

出典:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/pdf/pamphlet/r4/R4_4-9.pdf

実証実験ではスイカ、ダイコン、サツマイモを栽培する3つの野菜産地を対象に「LINE WORKS」を導入し、間接業務の極小化を目指して関係機関が一体となった営農技術支援を行っていく。


今後は、圃場観測・自動灌水制御装置からのアラート情報の配信および観測データの閲覧、ドローン作業委託の予約、栽培管理情報の配信などへの活用も視野に検討を重ねていく予定だ。


ワークスモバイルジャパン株式会社
https://line.worksmobile.com/jp/
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  1. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  2. 槇 紗加
    槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  3. 沖貴雄
    沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  4. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  5. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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