石川県での3地域の情報を共有するスマート農業実証プロジェクトに「LINE WORKS」が導入

ワークスモバイルジャパン株式会社は、ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を活用して営農相談や技術支援など農業生産に必要な情報を共有する実証実験を石川県金沢市で開始する。

営農技術支援を実施


今回の実証実験は、JA金沢市砂丘地集出荷場西瓜部会、JA金沢市砂丘地集出荷場大根部会、JA金沢市五郎島さつまいも部会の3つの生産者団体らが共同で取り組む、令和4年度スマート農業実証プロジェクト「3つの野菜産地が一体的に取組む、ドローンのシェアリングとデータに基づく営農技術の確立」の一環で実施するもの。

出典:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/pdf/pamphlet/r4/R4_4-9.pdf

実証実験ではスイカ、ダイコン、サツマイモを栽培する3つの野菜産地を対象に「LINE WORKS」を導入し、間接業務の極小化を目指して関係機関が一体となった営農技術支援を行っていく。


今後は、圃場観測・自動灌水制御装置からのアラート情報の配信および観測データの閲覧、ドローン作業委託の予約、栽培管理情報の配信などへの活用も視野に検討を重ねていく予定だ。


ワークスモバイルジャパン株式会社
https://line.worksmobile.com/jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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