定額で野菜を好きなだけ収穫できるサブスクサービス「GGfield」が愛知県でスタート

愛知県の豊田市と岡崎市で多品目野菜の生産・販売を行う松本自然農園は、野菜の収穫を体型できるサブスクリプションサービス「GGfield(ジージーフィールド)」の提供を2023年4月28日から開始した。
料金は1世帯ごとの申し込みで、大人一人につき1カ月3240円(税込)、高校生以下は無料。


新たな販売方法として事業展開も予定


「GGfield」は、好きな野菜を好きな分だけ収穫できる体験型のサブスクリプションサービスである。


特長は以下の通りだ。

  • 月額制を採用しているため市場価格の影響を受けずに野菜を購入できる。
  • 新鮮な野菜をいつでも味わうことができる。
  • 野菜の収穫方法や保存方法などのアドバイスを受けることができる。
  • 配送コストの削減や環境負荷の軽減に貢献できる。

収穫できる野菜(予定)

春(4月~5月)
・えんどう豆、そらまめ、だいこん、かぶ、ブロッコリー、キャベツ、たまねぎ、水菜、小松菜、しゅんぎく、レタス、菜の花、にら、ねぎ、からし菜、わさび菜など。
初夏(6月)
・だいこん、かぶ、そらまめ、ブロッコリー、キャベツ、たまねぎ、じゃがいも、きゅうり、ズッキーニ、にんじん、いんげん豆、レタス、かぼちゃなど。
夏(7月~9月)
トマト、なす、ピーマン、きゅうり、オクラ、たまねぎ、じゃがいも、えだまめ、かぼちゃ、にんじん、モロヘイヤ、つるむらさき、空心菜、サラダ菜など。
秋(10月~11月)
・だいこん、かぶ、にんじん、ブロッコリー、キャベツ、はくさい、たまねぎ、ねぎ、さといも、さつまいも、ごぼう、水菜、小松菜、チンゲンサイ、レタスなど。
冬(12月~2月)
・だいこん、かぶ、にんじん、ブロッコリー、キャベツ、はくさい、たまねぎ、ねぎ、じゃがいも、ごぼう、タアサイ、水菜、小松菜、チンゲンサイ、レタスなど。

なお、5月1日時点では当初予定していた定員枠分の申し込みは終了しており、今後は畑を増やしたり、ほかの参加農家を募るなどして再募集する可能性もあるという。

松本自然農園は、「GGfield」の提供を通じ、「地産地消による環境負荷低減や収穫体験による食育など家計に優しい定額制モデルを提案していきたい」としている。


松本自然農園
https://matsu-farm.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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