「もち米のような“もっちり感”を楽しめるお米」新潟で「ミルキークイーン」を育てる姉崎さんインタビュー【令和5年産スマート米 農家紹介】

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全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米作りをしている「スマート米」。先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。

今回は、新潟県新発田市の「ミルキークイーン」の生産者である姉崎信弘さん(姉崎農園)に、スマート農業技術を活用した米作りについて聞きました。

姉崎さんが育てたスマート米「新発田 ミルキークイーン」(残留農薬不検出は)こちら

姉崎信弘さん(姉崎農園)

姉崎さんが作る「ミルキークイーン」ってどんなお米?


新潟県新発田市は、豪雪地帯ならではの豊富な雪解け水と、昼夜の激しい寒暖差で、米づくりに適した理想的な土地。新潟のお米といえば南魚沼が有名ですが、新発田も新潟県有数の米どころです。

そんなお米の産地で姉崎さんが作るミルキークイーンは、低アミロース米として人気のお米です。

お米は、アミロースの含有量が少なくなるほど粘り気が強くなり、もちもちとした食感になります。低アミロース米とは、アミロースの含有率が一般的な白米(うるち米)よりも低いお米のことを言います。

ミルキークイーンももっちりとしたソフトな食感が魅力。やわらかく、ふっくらとしていて冷めてもおいしさが続くので、お弁当やおにぎりの他、炊き込みごはんなどの和食にもぴったりです。

「たっぷりと旨味を蓄え、もち米のような“もっちり感”も楽しめるミルキークイーンを手塩にかけて育てました。ひとりでも多くの方に楽しんでいただきたいです」と姉崎さん。

そんなミルキークイーンならではの食べ方として姉崎さんが教えてくれたのは、他のお米、とくに少し古くなったお米にミルキークイーンを混ぜて炊くという方法。もとのお米にもっちり感が加わり、少し食味が落ちたお米でもおいしくたべられるそうです。



スマート農業で誰でもあんしんなお米作りを


スマート農業での米作りに挑戦している姉崎さんは、ドローンを用いて必要な箇所にだけ農薬を散布する「ピンポイント除草剤散布」を実施し、除草剤も大幅に削減しています。

「今までは病害虫を防ぐために農薬の全面散布を2回行っていましたが、1回に減らすことができました。生育後期に農薬散布をしなくて済んだので、残留農薬の心配もありません」

こうして作られたミルキークイーンは、「残留農薬不検出」を実現。誰でもあんしんして食べられるお米になっています。


姉崎農園がある新発田市は、農業従事者の減少と高齢化により、農地の集約化が進んでいる地域です。

「新しいことに挑戦して皆さんに喜ばれるお米を作ることで、農家が減りつつある新発田の農業を守って行く……。それが私の思いです」と語る姉崎さん。実は栽培が難しいミルキークイーンも作るのを止めていたそうですが、スマート米に取り組むに当たり、再度挑戦することにしたのだとか。

「新発田市のあんしん・安全、そしておいしいお米を楽しんでいただけるなら、それに勝る幸せはありません」。

姉崎さん渾身の作、新発田のミルキークイーンをぜひ一度食べてみてください。

■姉崎さんのスマート米「新発田 ミルキークイーン」購入はこちら
令和5年産 スマート米 新潟県新発田産 ミルキークイーン 無洗米玄米 (残留農薬不検出) 1.8kg


■毎日食べるお米だからこそ、より「あんしん」にこだわりませんか


毎日食べるお米は、子どもや家族みんなにあんしんな商品を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、AI・ドローンなどを利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。

玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米をお選びいただくことができます。

各地の人気銘柄から、あまり見かけない貴重な銘柄までラインナップ。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【特集】スマート米生産農家インタビュー
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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