「世界農業遺産の地から未来に残せる米作りを」奥能登で「コシヒカリ」を育てる宮崎さんインタビュー【令和5年産スマート米 農家紹介】

[広告企画]

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米作りをしている「スマート米」。先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。

今回は、奥能登の石川県輪島市の「コシヒカリ」の生産者である宮崎数馬さん(石川県輪島市 有限会社ファーマー)に2023年のスマート農業について聞きました。

宮崎さんの令和5年産「スマート米 奥能登コシヒカリ」販売はこちら

宮崎数馬さん(株式会社ファーマー)

世界農業遺産の地で育まれたミネラル豊富なお米


宮崎さんが米作りをする能登半島は、「能登はやさしや土までも」と称されるように土地が肥えていることで有名です。米どころとして知られる新潟県とほぼ同じ緯度に位置し、なおかつ朝夕の寒暖差が大きいことで、おいしいコシヒカリができる産地です。

「スマート米を栽培している田んぼは海に囲まれた場所で、ミネラル分が豊富なお米ができます。昼夜の寒暖差も1年を通じて大きいという、いい米ができる条件が整った理想的な地域です。豊かな食文化が育まれた能登生まれのコシヒカリを、ぜひ能登の食材とともに味わってみてください」と宮崎さん。



農業と里山の保全に、スマート農業で取り組む


自然豊かでおいしいお米のできる奥能登ですが、環境を守り、農業を続けていくのには、大きな課題があるそうです。

宮崎さんたちがお米作りをしている本郷という地域は、棚田が並ぶ美しい里山。しかし、石川県で最も過疎が進んでいる地域でもあります。


宮崎さんはこの里山と農業を保全していく取り組みを行っています。

「高齢の農家さんや離農される農家さんの圃場での栽培を請け負いながら、能登地域の農業法人と協力して、この地域の農業と里山の保全に努めています」

高齢化で担い手不足という地域の課題を解決するために、取り入れたのがスマート農業でした。

「生育にムラがあった状況をドローンで撮影し、画像をAIで解析。必要な箇所にだけドローンの自動飛行で肥料を追加することで、生育ムラの解消と収量アップにも貢献しています」


ドローンを飛ばす宮崎数馬さん(左)と息子の隆司さん
新技術を利用しながら、お米作りと地域の環境保全に取り組む宮崎さん。今後の展望として次のように語ってくれました。

「担い手よりも耕作放棄地の方があふれていて、もはや自分だけではどうにもならないと思っていましたが、スマート農業技術が入ってくることで、解決できるようになると思います」

持続可能なかたちでの米作りを、自らの法人だけでなく奥能登という地域ぐるみで残すために尽力する宮崎さん。おいしい米作りに最適な地域で育まれたコシヒカリを、ぜひ味わってみてください。

■宮崎さんのスマート米「奥能登 コシヒカリ」の購入はこちら
令和5年産 スマート米 石川県奥能登産 コシヒカリ 無洗米玄米 (残留農薬不検出) 1.8kg


■毎日食べるお米だからこそ、より「あんしん」にこだわりませんか


毎日食べるお米は、子どもや家族みんなにあんしんな商品を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、AI・ドローンなどを利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。

玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米をお選びいただくことができます。

各地の人気銘柄から、あまり見かけない貴重な銘柄までラインナップ。お求めはスマート米オンラインショップSMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【特集】スマート米生産農家インタビュー
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便