青森県の限定地域で作られているお米「つがるロマン」を知っていますか?【お米の銘柄紹介】

みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。

しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。

お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。

今回取り上げるのは、青森県産「つがるロマン」です。


青森県産「つがるロマン」とは?


県内の限定地域だけで栽培


「つがるロマン」は、青森県でおいしく高品質なお米の安定生産を目指し、1997年に誕生しました。「あきたこまち」と「ふ系141号」を掛け合わせた品種で、両者の特性を引き継ぎ、病気に強く良食味のお米です。

食味の良さと品質を保つため、県内でも気象条件に恵まれた、限られた適地でのみ作付けされていることが大きな特徴で、気候や土壌の良好な津軽中央地帯を中心に栽培されています。

また、青森県では消費者の安全や環境への負荷を考慮し、農薬や化学肥料の使用を抑えたお米を栽培する「青森クリーンライス」という取り組みが行われており、「つがるロマン」もクリーンライスとして、農薬節減米や特別栽培米が栽培されています。

“津軽”の恵みがつまったお米


「つがるロマン」という名は、公募で集まった8861個の中から選ばれました。「津軽の土と太陽の恵みではぐくまれ、おいしいお米に育つようにという願い」が込められているそう。

青森県産「つがるロマン」の味とおすすめの食べ方


味や粘りのバランスが良く、あっさりとしていて食べやすいのが特徴。米ひと粒ひと粒がしっかりしていて食べ応えがあります。

和食など薄味のおかずと食べるとお米の味が際立ちますよ。

おすすめの料理
・和食

青森県産「つがるロマン」どこで買える?


青森県産「つがるロマン」は、県内では家庭用米として広く流通していますが、県外ではなじみのない銘柄かもしれません。確実に購入するなら、お米の通販サイトを利用するのが良いでしょう。

農薬を最小限に抑えた安心でおいしいお米なら、スマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD より販売中の、青森県でつくられた「黒石 つがるロマン」がおすすめです。

「スマート米」とは、全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業を活用してつくっているお米。先進のIT技術を利用し、農薬や化学肥料の使用量を最小限に抑えて育てています。


産地の黒石市は、豪雪地帯のため雪解け水が豊富で、おいしいお米を作るのに適した土地であり、「つがるロマン」の名産地です。

安心でおいしいスマート米「黒石 つがるロマン」の購入は、スマート米オンラインショップ SMART AGRI FOODよりどうぞ。

■せっかく新米を選ぶなら「あんしん」にこだわりませんか


今年の新米は、どの産地のどんな銘柄のお米を選びますか? お米を選ぶときは、自分好みの味わいだけでなく“栽培方法”も大事なポイントです。農薬や化学肥料の使用量を抑えて育てられた、子どもや家族みんなにあんしんなお米を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米、白米と同じように手軽に炊けると人気の「無洗米玄米」もそろっています。

おなじみのコシヒカリから、ご当地で人気の銘柄までをラインナップ。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】好みのお米を見つけよう!コメ銘柄事典
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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