9年かけて誕生した石川県のお米「ひゃくまん穀」とは?【お米の銘柄紹介】

みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。

しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。

お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。

今回取り上げるのは、石川県産「ひゃくまん穀」です。


石川県産「ひゃくまん穀」とは?


9年かけて生まれた石川県のオリジナル米


日本有数のお米の産地である北陸地方に位置し、自然公園として保全されている能登半島や、広大なブナの原生林が残る白山連峰がそびえる石川県。そんなお米づくりに適した自然あふれる土地で、9年かけて開発・誕生したのが「ひゃくまん穀」です。

2017年にデビューした新しいお米で、“加賀百万石”で知られる石川県のお米であることが伝わるように「ひゃくまん穀」と命名されました。

農家にも消費者にもうれしいお米


広く愛されるお米とするため、石川県全域の生産者が集まり「ひゃくまん穀生産者部会」を設立。地域に合った作り方などの情報共有や技術の探求で、消費者においしい「ひゃくまん穀」を届けています。

また、「ひゃくまん穀」は晩生品種なためコシヒカリよりゆっくり育ち、農作業が分散できるなど農家にとってうれしい面もあります。

石川県産「ひゃくまん穀」の味とおすすめの食べ方


出典:石川のお米、石川のごはん「ひゃくまん穀」 | ひゃくまん穀 - JA全農いしかわ
「ひゃくまん穀」のもっとも大きな特徴は、お米の粒ひとつひとつが大きく、食べ応えがあること。コシヒカリと比べて粒の重さは1.2倍、粒の長さは1.1倍だそう。食べ盛りのお子さんがいるご家庭にぴったりです。また、粘りが強くもっちりとしており、お米自体の旨みを味わえます。

冷めても硬さや粘りに変化が少なく、おいしさが損なわれないので、お弁当やおにぎりにおすすめ。炊飯の際は通常よりやや少なめの水加減にするとおいしく炊き上がるそう。

おすすめの料理
・おにぎり、お弁当
・カレーライス

おうち時間が増えた今こそ、いつもとは違うお米を選んで食事を楽しみたいですね。石川県産「ひゃくまん穀」をぜひ食べてみてください。

石川県産「ひゃくまん穀」はどこで買える? おすすめの産地は?


「ひゃくまん穀」は石川県外では中々見かけないため、通販サイトで購入するのがいいでしょう。

●家族みんなにあんしんなスマート米「能登 ひゃくまん穀」

農薬を最小限に抑えたあんしん・安全でおいしいお米なら、「スマート米」オンラインショップSMART AGRI FOOD より販売中の能登半島で作られた「能登 ひゃくまん穀」がおすすめです。

「スマート米」とは、全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業を活用してつくっているお米。先進のIT技術を利用し、農薬や化学肥料の使用量を最小限に抑えて育てています。

スマート米「能登 ひゃくまん穀」を作っているのは、株式会社ゆめうららの裏貴大さん。ゆめうららの水田は、「米・食味鑑定士協会」の「環境特A地区」認定を受けており、水質や生物の生息の調査を経て安全性が証明されています。家族みんなにあんしんなお米ですね。

昼夜の寒暖差や豊かな土壌、清らかな雪解け水と、おいしいお米が育つ好条件がそろった能登半島からお届けします。

スマート米「能登 ひゃくまん穀」の購入は、スマート米オンラインショップSMART AGRI FOODよりどうぞ。

■せっかく新米を選ぶなら「あんしん」にこだわりませんか


今年の新米は、どの産地のどんな銘柄のお米を選びますか? お米を選ぶときは、自分好みの味わいだけでなく“栽培方法”も大事なポイントです。農薬や化学肥料の使用量を抑えて育てられた、子どもや家族みんなにあんしんなお米を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米、白米と同じように手軽に炊けると人気の「無洗米玄米」もそろっています。

おなじみのコシヒカリから、ご当地で人気の銘柄までをラインナップ。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】好みのお米を見つけよう!コメ銘柄事典
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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