もちもちでやわらかいお米の代表選手「ミルキークイーン」とは【お米の銘柄紹介】

みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。

しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。

お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。

今回取り上げるのは、「ミルキークイーン」です。


「ミルキークイーン」とは?


もっちりとした“低アミロース米”の代表格


「ミルキークイーン」は、コシヒカリの突然変異からうまれた低アミロース米品種で、もっちりとやわらかめの食感が人気のお米です。

低アミロース米とは、アミロースの含有率が一般的な白米(うるち米)よりも低いお米のこと。アミロースはお米の粘りに関係しており、アミロースの含有量が少なくなるほどごはんの粘り気は強くなり、もちもちとした食感になります。

お米を好みによって選ぶ時代となり、もちもちとおいしい低アミロース米への注目が高まっています。

そんな低アミロース米の代表選手とも言える「ミルキークイーン」は、コシヒカリよりアミロース含有量が低く、炊飯後の粘りの強さと、つやつやとした炊きあがりが特徴です。

「ミルキークイーン」という名も「低アミロースで米の粒がミルク状に白く不透明になること」を表現しているそう。

「ミルキークイーン」の味とおすすめの食べ方



「ミルキークイーン」は、何といってももっちりとソフトな食感が魅力です。

低アミロース米なので、やわらかく、ふっくらとしていて冷めてもおいしさが持続。お弁当やおにぎりの他、炊き込みごはんなどの和食に最適です。炊飯するときは、いつもより水を少なめにするのがおすすめですよ。

また、古米など粘りが少ないお米に低アミロース米を混ぜて炊くと、粘りが出ておいしくなるというメリットも。お米がパサパサしていると感じるときは試してみるといいでしょう。

おすすめの料理
・お弁当、おにぎり
・和食

一度食べたらもちもち食感の虜になるはず! 今年の新米は「ミルキークイーン」を選んでみては?

「ミルキークイーン」はどこで買える? おすすめの産地は?


「ミルキークイーン」は、特定の地域だけでなく、全国的に広く作られています。比較的手に入れやすいからこそ、産地や栽培方法で選んでみてはいかがでしょうか。

●農薬を最小限に抑えたスマート米「新発田 ミルキークイーン」


農薬を最小限に抑えたあんしん・安全でおいしいお米なら、「スマート米」オンラインショップ SMART AGRI FOOD より販売中の新潟県 新発田市で作られた「新発田 ミルキークイーン」がおすすめです。

「スマート米」とは、全国各地のこだわりの農家さんとともにスマート農業を活用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。「新発田 ミルキークイーン」は農林水産省ガイドライン「節減対象農薬50%以下」を実現しています。

産地の新潟県新発田市は、豪雪地帯ならではの豊富な雪解け水と、昼夜の激しい寒暖差で、米づくりに適した理想的な土地。新潟のお米といえば南魚沼が有名ですが、新発田も新潟県有数の米どころなんです。

スマート米「新発田 ミルキークイーン」の購入は、スマート米オンラインショップSMART AGRI FOODよりどうぞ。

■せっかく新米を選ぶなら「あんしん」にこだわりませんか


今年の新米は、どの産地のどんな銘柄のお米を選びますか? お米を選ぶときは、自分好みの味わいだけでなく“栽培方法”も大事なポイントです。農薬や化学肥料の使用量を抑えて育てられた、子どもや家族みんなにあんしんなお米を選びたいですね。

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬の使用量を最小限に抑えたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米、白米と同じように手軽に炊けると人気の「無洗米玄米」もそろっています。

おなじみのコシヒカリから、ご当地で人気の銘柄までをラインナップ。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】好みのお米を見つけよう!コメ銘柄事典
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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