おうちで簡単!炊飯器でつくる「玄米甘酒」【ごはんソムリエの玄米アレンジレシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

おうちで簡単にできる「玄米甘酒」


一時は売り場からなくなるほど盛り上がっていた「甘酒ブーム」。飲む点滴とも言われる甘酒には、必須アミノ酸、ビタミンB群、オリゴ糖、抗酸化物質が含まれ、美肌効果や疲労回復、便秘解消が期待できます。お店でも多くの商品が並ぶようになりましたが、ご自宅でも簡単に作ることができるんです。

今回ご紹介するのは、玄米と米こうじを発酵させて作る「玄米甘酒」。ノンアルコールなので、妊婦さんやお子様が飲めるのも良いところ。うちの子どもたちはきな粉と牛乳を加えた「甘酒きなこオレ」を楽しんでいます。

私は小腹が空いた時に温かくしたものを飲んだり、きなこをたっぷりかけたものをスイーツとしてコーヒーのお供にいただいたり。玄米のつぶつぶ食感が満足感を増してくれます。

そして、飲むだけではなく、とんかつ用のお肉やとりもも肉にもみ込んで焼くと、とっても柔らかく仕上がります。さばの味噌煮の時にお砂糖代わりに加えたり、アレンジもいろいろ。”美味しくて体にいい”って最高です!

「玄米甘酒」の作り方


<材料と道具>
・玄米ごはん(炊いたもの):300g
・乾燥米こうじ:250g
・湯(70〜80度):500ml
・炊飯器
・清潔なふきん(キッチンペーパーでも可)
・あればボウル(炊飯釜で直接作っても構いません)
・あれば温度計

1.お湯を沸かし70〜80度にする。玄米ごはんはボウルに入れ、米こうじは手でほぐしておく。

お湯の温度は、写真のように小さな気泡が鍋底に出来てくるのが70度、その気泡が少しずつ上がってくるのが80度の目安になります。
※冷凍ごはんを使う場合には解凍してからボウルに入れてください。

2.玄米を入れたボウルに湯を加えて混ぜる。

できれば、温度を測りながら混ぜましょう。

3.60度になったら米こうじを加え、固まりが残らないように混ぜ合わせる。



4.炊飯器に移し、ふきんをのせて保温のスイッチを入れる。温度が低い場合には鍋の蓋などをのせて調整し、55〜60度の温度で6〜8時間保温する。



5.5時間を超えた頃から甘酒の甘い香りがしてくるので、途中でかき混ぜる。


6.写真のようにトロミがついてきたら味をみて、甘みがしっかり出ていれば完成。清潔な容器に入れて保存する。


冷蔵庫で2週間、冷凍で3カ月の保存が可能です。

出来上がりの味わいについて


酵素が最も活発に働くのが55〜60度の温度帯です。活発に働けば甘みが増します。甘みが少ない場合には温度管理を見直してください。
また、仕込みの水分を多くしすぎると酸味が出やすくなるので、出来上がった甘酒をお好みの濃さに調整して召し上がるようにしてください。

自宅で簡単に作れる「玄米甘酒」、この冬にぜひお試しください。


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WRITER LIST

  1. かくやさゆり
    サンマルツァーノトマトに出会い家庭菜園を始めた半農半ライター。農業、食、アウトドアを中心にライターとして活動中。主に固定種の野菜を育てています。
  2. 川島礼二郎
    川島礼二郎(かわしまれいじろう)。1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  3. 蒼井ネコ
    農学系の兼業ライター。某大学農学部、某農業レストラン、某飲料会社商品企画を経て、現在は某マルシェアプリでwebマガジン編集として働きながら、猫様のお世話をしている。
  4. 杉山直生
    すぎやまなおき。1988年生まれ。愛知県で有機農業を本業として営む。「伝えられる農家」を目指して執筆業を勉強中。目標は、ひとりでも多くの人に「畑にあそびに行く」という選択肢を持ってもらうこと。「とるたべる」という屋号で、日々畑と奮闘中。
  5. 柴田真希
    管理栄養士。㈱エミッシュ代表取締役。Love Table Labo.代表。27年間悩み続けた便秘を3日で治した雑穀や米食の素晴らしさを広めるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メー カーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなどを手がける。『私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。』(世界文化社)、『はじめての酵素玄米』(キラジェンヌ)など著書多数。