フライパン1つで簡単!手作り「玄米グラノーラ」【ごはんソムリエの玄米レシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

フライパン1つで作る「玄米グラノーラ」


多くの種類が販売され、忙しい日の朝食としても人気の「グラノーラ」。実は家でも簡単に作ることができるのをご存知ですか? オーブンがなくても大丈夫! フライパン1つで、とっても香ばしく美味しいグラノーラを作ることができるんです。

今回ご紹介する「玄米グラノーラ」は、市販のものでは味わうことができない風味と、しっかりとした噛みごたえがクセになります。朝食はもちろん、小腹が空いた時や、ちょっと口さみしい時にもピッタリ。

うちの子どもたちは、牛乳やヨーグルトと合わせておやつに食べたり、勉強中にポリポリと口にしています。美味しい上に、体にいいものがいっぱい詰まっているのもうれしいところです。

メイプルシロップの代わりに、はちみつや黒蜜でも美味しくできるので、ぜひお試しください。

「玄米グラノーラ」の作り方


<材料(2~3人分)>

・玄米:1/2合(75g)
・ミックスナッツ:30g
・ドライフルーツ:20g
・ココナッツオイル:大さじ1

A
・きび砂糖:大さじ1※なければ普通の砂糖でOK
・メイプルシロップ:大さじ1/2

1.ひと晩水に浸した玄米の水気を切り、フライパンに入れて中火で10分ほど炒る。


2.玄米が色づき食べてみてカリッとしていたら、ナッツを加えてさらに5分炒る。


3.ココナッツオイルを入れてよく混ぜ、Aも加えて水分がなくなるまで全体に絡める。最後にドライフルーツを加えてさっと混ぜる。


4.バットに取り出し、粗熱をとる。


粗熱をとった後は密閉できる容器に入れ、1週間以上保存する場合には乾燥剤を入れましょう。


ムシムシとした季節や、食欲がないときにもさっくり食べられる「玄米グラノーラ」。
ぜひおうちで楽しんでくださいね。

■新米もいよいよ登場、安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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