無洗米玄米だから炊飯器で簡単!鶏肉の炊き込みご飯【玄米を楽しむレシピ】

料理研究家の秋元です。この連載では、玄米をおいしく食べるためのレシピ、そして“知っておくと役に立つ玄米のお話”をお伝えしていきます。

炊飯ラクラク!「無洗米玄米」

玄米にも「無洗米」があるのをご存知ですか?

玄米を美味しく食べるためには、一晩浸水したり、白米より多い水加減にしたり……やはり少々手間がかかります。

しかし、「無洗米玄米」を使えば、圧力鍋や玄米炊飯モードのある炊飯器を持っていなくてもOK。白米同様、手軽に炊くことができるので、とてもハードルが下がります。

使い方は簡単!



30分ほど水に浸けて、


ザルで一旦水を切り、白米と同様の水加減で炊飯するだけ。

無洗米玄米は浸水時間なしでもふっくら炊き上がりますが、30分浸水することでさらに美味しくなり、炊き込みご飯も簡単に作ることができます。

無洗米玄米でつくる簡単「炊き込みご飯」


今日は、この無洗米玄米に根菜と鶏肉を加えた「炊き込みご飯」をご紹介したいと思います。

炊き込みご飯にキノコたっぷりのお味噌汁、漬物やおひたしを添えるだけでも、秋の訪れを感じることのできる献立になりますよ。

無洗米玄米でつくる「炊き込みご飯」の作り方

<材料(作りやすい分量)>
・無洗米玄米:2合
・鶏こま切れ肉(親子丼用など):150g
・ごぼう:細めのもの1本(100g)
・にんじん:小1本(100g)
・油揚げ:1枚
・お好みで万能ねぎ:適量

A
・しょうゆ、みりん:各大さじ2
・砂糖:大さじ1
・だし:玄米、調味料を加えてから炊飯器2合線まで

・サラダ油:適量

1.にんじん、ごぼうはささがきに、油揚げは細切りにする。


2.フライパンに油を熱し、鶏肉をさっと炒める。


3.ごぼう、にんじんも加え全体に油がまわるまで炒める。


4.炊飯釜に30分水に浸けて水気をきった玄米、Aを加える。(白米の2合の水量でOK)


5.炒めた具材、油揚げをのせ、白米と同様に炊飯する。


6.炊き上がったら全体をかき混ぜて、器に盛り、お好みで小口切りのねぎを散らす。



無洗米玄米で簡単にできる、秋にぴったりな炊き込みご飯をぜひ作ってみてください!


■新米もいよいよ登場、安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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WRITER LIST

  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、子育てをしながらフリーライターとして活動。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
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    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
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    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。