トロっとチーズ入り「玄米ライスコロッケ」【ごはんソムリエの玄米レシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載では、お米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

「玄米ライスコロッケ」と「レンチントマトソース」


私は玄米と白米の両方を食べているので、その日に食べる分以外のごはんは冷凍保存しています。冷凍庫に玄米ごはんがポツンと1つ残ることもあるので、そんな時にはリメイク。刻んだハムやベーコン、チーズなどを入れて「ライスコロッケ」にすると、軽食やおつまみへと早変わりします。

お子様も好きな味と形状ですが、大人は中にカマンベールチーズを入れて、白ワインと合わせても美味しいですよ。残りご飯で一品、いかがでしょうか。

今回はライスコロッケに合わせる他、パスタやピザトーストなどにも使える、電子レンジでできる便利なトマトソースも一緒にご紹介しますね。

「玄米ライスコロッケ」の作り方


<材料(ライスボール8個分)>

・玄米ごはん:お茶碗1杯分(150g)
・ハム:2枚
・ケチャップ:大さじ1
・粉末ブイヨン:小さじ1/2
・卵:1個
・小麦粉(薄力粉):大さじ1
・パン粉(乾燥タイプ):適量
・揚げ油:フライパンに1〜2cm

1.ハムは細かく刻み、チーズは縦8等分に切ってキューブ状に折りたたむ。


2.温かい玄米ごはんにハム、ブイヨン、ケチャップを混ぜ合わせる。


3.大まかに8等分にした2にチーズを入れて丸くにぎる。



4.溶き卵に小麦粉(薄力粉)を加えてよく混ぜ、バッター液を作る。
卵のサイズにより小麦粉(薄力粉)を調整し、トロッとするくらいの濃度にしてください。


5.3のごはんを4のバッター液につけ、パン粉をつける。


6.ごはんを入れていたトレイにキッチンペーパーを敷いて、揚げ油の準備をする。


7.強めの中火で、途中転がしながら、表面がきつね色になるまで3分ほど揚げる。


8.トマトソースやバジルとともに皿に盛る。


「レンチントマトソース」の作り方


<材料(作りやすい分量)>
・トマト缶:1/2缶(200g)
・オリーブオイル:大さじ1
・おろしにんにく、砂糖:各小さじ1
・粉末ブイヨン:小さじ1/2

耐熱容器にすべての材料を入れ、ラップをして600Wの電子レンジで7分加熱してよく混ぜる。トマトソースにトロミがつき、うっすらオイルが浮けば完成です。

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全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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