玄米でつくる和風ライスバーガー「玄米つくねバーガー」【ごはんソムリエの玄米レシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

栄養たっぷり「玄米つくねバーガー」


サラリーマンが会社帰りに食べる哀愁たっぷりのCMが流れたことで、知名度がさらに上がってきている「ごはんのハンバーガー」。玄米で作ると、軽食としても最適で、私は子どもたちの塾前ごはんに作ったりしています。

“おにぎり”や”おにぎらず”よりも、お肉や野菜をたっぷりはさめるのも良いところ。玄米ごはんを冷凍しておけば、つくねもレンジ調理でラクラク。

最近は100円ショップでも可愛いワックスペーパーがたくさん売っているので、包むのもオススメです。見た目のオシャレさだけでなく、具材がこぼれ落ちずに食べやすくなりますよ。

今回は、最後にワックスペーパーを使った「バーガー袋」の作り方もご紹介します。

「玄米つくねバーガー」の作り方

<材料(小4個分)>
・玄米ごはん:お茶碗2杯分
・片栗粉:大さじ2
・鶏ひき肉:200g
・たまねぎ:1/4個
・グリーンリーフ:1~2枚
・オイスターソース:小さじ1

たれ
・砂糖、白いりごま、日本酒、しょうゆ:各大さじ1

1.たまねぎはみじん切りにし、耐熱皿にのせてラップをする。600wで2分レンジ加熱する(調理後の耐熱皿はそのまま使います)。


2.ポリ袋に鶏ひき肉、片栗粉の半量、1の玉ねぎを入れ、よく混ぜ合わせる。


3.ビニールを開き、手に水をつけて4等分にする。


4.平たい丸型に成形して1の耐熱皿に並べ、たれを回しかけてラップをする。600wで6分レンジ加熱する。


5.玄米ごはんに残りの片栗粉を混ぜて8等分にし、ラップにはさんで平たくする。


6.フライパンにごま油(分量外)を薄くひき、ごはんを片面2分ずつ焼き、途中オイスターソースをスプーンなどでさっと塗る。


7.ごはんにグリーンリーフ、たれを馴染ませたつくねをのせてはさむ。


バーガー袋の作り方

<材料>
・ワックスペーパー
・マスキングテープ
※ワックスペーパーはオーブンシート、マスキングテープはセロテープでも代用可。

1.四角いワックスペーパーを半分に折る。


2.さらに半分に折り、折った部分をハサミで切る。


3.2で切った部分を5mmほど折り返して、マスキングテープでとめる。



おしゃれなバーガー袋で包めば、おうちでピクニック気分に♪ 子どもも楽しく食べられる玄米バーガー、ぜひ作ってみてください。


■新米もいよいよ登場、安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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